こんにちは！9月からソウル国立大学自由専攻学部に進学するBONNEと申します。本シリーズは、韓国に入国後隔離で暇を持て余している私が、韓国に来るまでのあれやこれや、書きたいなと思ったことを書き連ねるシリーズとなっております。前回まではこちらのマガジンにまとめているので、気になる方はぜひ読んでください！

さてさて、シリーズ第3回の今回は入国準備において最初にぶつる難関（？）ビザについてお話しいたします。（お腹が空きすぎて、ビザがピザにしか見えなくなってきた…）

前提知識

①領事館について

当たり前の話かもしれませんが、最初に、ビザは自分の住んでいる地域（住民票がある地域）を管轄している領事館でしか発行できません。各領事館が管轄の地域についてホームページなどで明記しているので、事前に確認しましょう。（東京などに長期滞在してて、その間に東京の領事館で申請しようと思ってもできないということです。←私）

②ビザの種類

語学学校などで留学する場合はD-4というビザになりますが、大学に正規留学する場合のビザは、D-2という長期滞在可能のビザに申請する必要があります。2年間有効のビザで、2年経てば現地の領事館で延長申請をすることができます。D-2ビザを保持している人は、現地で外国人登録を受けることができ、本人確認が必要なオンラインショッピングなどもできるようになります！！この外国人登録は1回目の入国後3ヶ月以内に済まさなければいけないという決まりがあり、これをしないまま帰国するとビザの効力を失ってしまうのでご注意を。（プロセスなどについてはまた今度、私が実際に発行した後にご共有します！！）

語学学校から韓国の大学に進学するといった場合は、ビザ変更の申請をすることが可能みたいです。

事前準備

さてさて、ここが一番気になるところですよね。ビザ申請するには何が必要なの？というお話をしていきたいと思います。以下は、全て日本人国籍の人が在日韓国領事館にてD-2ビザを申請するときに必要な書類なので、全ての方に該当するわけではないということにはくれぐれもご注意ください。また、必要な書類は領事館や担当職員によっても変わってきます。準備したけど必要なかった！となる可能性もありますが、念には念を入れて準備するようにしましょう。

・ビザ申請発給書（領事館のビザ申請のページからダウンロードできます）

・パスポート（有効期間が申請日より6ヶ月以上残っている必要があります。パスポートは領事館に預かられるので、発行まで手元にパスポートがないことは覚えておきましょう。）

・カラー写真（3.5x4.5cm、背景：白、6ヶ月以内に撮影したもの）

・パスポートのコピー

・身分証明書（運転免許証、保険証、現住所が確認できる住民票など）

・標準入学許可証（Certificate of Admission。合格し、デポジットを払って入学を決定させると送られてくるものです。合格時に発行される合格証明書とは異なるものなのでご注意を！）

・大学の事業者登録証（コピーで大丈夫です。多分入学を確定させると、大学から入学許可証とともに送られてくると思います。）

・隔離同意書（韓国入国後の隔離に関する同意書です。領事館のサイトでダウンロードできます。大阪領事館のものはこちらから。）

どこかで銀行の残高証明書が必要だと書いているものを見た気もしますが、私の場合必要ありませんでした。生活費も含めた奨学金をもらっているからかもしれないので、もし気になる方は準備していくと良いかもしれません。

ちなみに、手数料はかかりません！！

ビザ申請

ビザ申請受付の時間は決まっています。（大阪領事館の場合は10：00〜12：00など。）

その時間内に領事館に到着し、書類さえきちんと準備していれば、やることは特にありません。

私は書類を渡していくつか確認事項を確認すれば、帰ってOKでした。その時にいつ頃ビザが発行されるか、どうやって取りに来るか、を説明され、ビザの申請状況を確認できる情報などが書かれた紙を渡されるので絶対になくさないようにしましょう。ビザを受け取る際に必要です。

ビザがおりるまで

待つしかありません。今はコロナの影響で最低3週間はかかるそうです。領事館で渡される紙にも記載されていますが、こちらのサイトで申請状況を確認できます。申請受付→審査中→発行済みのように表示されます。最初確認できるようになるまで少し時間がかかりますが、焦らないでください。1週間経てば表示されます。（私がそうだった。）発行された確認もこのサイトでする必要があるので、こまめにチェックするようにしましょう。

ビザ発行後

3週間かかると言われていたビザ発行ですが、私は申請日からきっかり2週間後にビザが発行されました。先ほどのサイトからビザを確認することができます。

ビザが発行されたのを確認すれば、領事館に行ってビザとパスポートを受け取りに行きます。

こちらの受け取り可能時間も指定されているので注意しましょう。（大阪領事館は14：00〜16：00でした。）

申請時に受け取った紙を提出すれば、ビザとパスポートを渡してくれます。今は、コロナにおける規制や入国時のアプリダウンロードについても説明されます。

ここまでの所要時間は5分でした。めっちゃあっけないです。あ、え、もうビザもらえちゃうの？みたいな感じでした。

まとめ

今回は、D-2ビザについて、準備〜発行までをご説明してきました。コロナや時期によっては発行期間や準備書類など大幅に変更される可能性も十分にあるので、実際に発行される時は事前にしっかり領事館のサイトをチェック、必要ならば電話/メールで確認して準備するようにしましょう！！

それでは、また次回まで！

（入国関連の話で疲れたから大学の話でも書こうかな。。。）