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連載・生駒里奈の言葉

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連載・生駒里奈の言葉#5番外編「HOPE.」(by レイア・オーガナ 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)

連載・生駒里奈の言葉#5番外編「HOPE.」(by レイア・オーガナ 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)

(3447文字)

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。

 秋田県由利本庄市に生まれた少女は歩けるようになった2〜3歳の頃から踊ることが好きだった。小学3年には地元のダンススクールでジャズダンスを習い始める。
 小学5年には学校のクラスでいじめにあい、ひとり放課後の図書館で『ハリーポッター』やダレン・シャン『デモナータ』といったファンタジー小説の世界に逃げ込むように没頭する。
 中学では初めてでき

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連載・生駒里奈の言葉♯4番外編「とにかくすべてにおいて彼女は速かったです」(「ガールズルール」収録個人PV「生駒里奈、踊る」監督・熊坂出氏談)

(2742文字)

 ぼくが映画界でいちばん好きな俳優が、三船敏郎である。これは中学時代に黒澤明の映画にハマって以来、変わっていない。

 三船の演技には(特に黒澤作品においては)、照れや遠慮がまったくない。 それまでの日本映画におけるルールやお約束などお構いなしに、走り、吠え、泣き、斬り、肩でぜいぜいと息をしている。

 

 三船を自身の戦後から『赤ひげ』(1965年公開)までのほとんどの作品

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連載・生駒里奈の言葉♯3「明日まで、センターやらせて下さい」(2015年8月30日トークアプリ『755』)

 (1502文字)

 乃木坂46の12枚目シングル「太陽ノック」(2015年7月22日発売)活動期間におけるグループの動きを振り返る。

5月10日 『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で12枚目シングルの選抜メンバー発表。

7月4日- セブンイレブンとのコラボレーションフェアがスタート。

7月10日 グループ初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』公開。

7月11日 全メンバー出演のドラマ

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連載・生駒里奈の言葉♯2「自分がセンターに選ばれた理由は、本当に分かりません」(『日経エンタテインメント』2012年3月号)

 (1817文字)

 これから数回にわたって、生駒里奈が“センター”について言及した言葉を紹介する。
 乃木坂46在籍時代、生駒は以下のシングル表題曲でセンターポジションを務めている。

2012/2/22発売「ぐるぐるカーテン」
2nd 2012/5/2発売「おいでシャンプー」
3rd 2012/8/22発売「走れ!Bicycle」
4th 2012/12/19発売「制服のマネキン」
5th

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連載・生駒里奈の言葉♯1「ここにアニメオタクがいるだろうが!」(2014年10月8日文化放送『レコメン』)

 (1150文字)

 乃木坂46の10枚目シングル「何度目の青空か?」発売と同日の2014年10月8日、『週刊文春』によって乃木坂46初のスキャンダルが報じられた。メンバーの松村沙友理が大手出版社に勤務し妻子がいる男性とのデート現場を写真入りでスクープされたのだ。

 スクープが出た同日22時からの文化放送のラジオ番組『レコメン!』に、松村は生駒里奈と共に生出演。 記念すべき10枚目シングル

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