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コロナ禍が明けて企業の本当の体質が見えてきましたね

2023年5月より、新型コロナウイルスに関する様々な制限が緩和されました。それに伴い鉄道では沢山の人がまた乗るようになり、更には外国人も頻繁に見られるようになりました。このように急激に外出する人が増えましたが、鉄道業界ではこのタイミングで企業の本当の体質が見えてきています。
JR東日本を見ていると、新型コロナウイルスが流行り出す前から効率化を図っており、機械化を進めていました。それがコロナ禍になり、より急速に進んだことで、窓口には端末が置いてあるだけになったり、インターホンで別の駅の駅員が対応する駅が増えました。確かに経営的には効率的なのかもしれませんが、コロナ禍が明けた今となっては、改札口に人が溜まり、それに対応する駅員も足りないので、返って非効率的な状況になってしまいました。
京王電鉄では、新規採用人数を増やし、急激な利用者数の増加に対応しているようです。しかし採用までは時間がかかるので、それまでどのように凌ぐかが問われているようです。
東急電鉄では一時的に運輸職の採用を取り止めるなど、できるだけ人を減らさない方法で効率化を進めていました。しかしコロナ禍が明けたことで運輸職の採用を再開したそうです。また、東横線ワンマン化により余っている人を駅員に回して対応していると聞いています。
今回は3社を取り上げてみましたが、他の鉄道会社でも効率化を進めているところが大半です。しかしコロナ禍が明けたことで、人を増やす必要は生じており、ここをどのように対応するかで、企業の体質が見えています。


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