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行ったこともないNZ

恥ずかしながらポッドキャストの配信をスタートした。

ハコネタラジオという名前でやっている。4回の配信分まで完了した。

「これ、おもろいな!」

やってみて思った純粋な感想だった。一番の発見は、普段では聞かないだろうことを堂々と聞けることだった。知り合いになると、人の生い立ちについて少しは聞くだろう。知り合ったのになんにもその人について聞かない、なんてことはないが、逆も然りであまりにも深く聞くということもない。

実際に相方の成田くんとは、そこまで長い付き合いでもないので、詳しく知っているわけではない。なので、いい機会になった。今回は、元プロスノーボーダーであることと高校でニュージーランドに留学したこと、そこの生活、英語の習得がキーワードだった。ある程度の話で、と思ったが、意外と深く聞けるし、聞いたら迷惑かなという感じがない。

【ネタ1】【ネタ2】でニュージーランドに行くまでと行ってからの生活について聞いた。これがとても興味深かったな。

『ニュージーランド』という国は、名前となんとなくオーストラリアの近くで日本みたいな形をしている、また、ラグビーが強いということくらい。あとは、イギリス系が多いのかな〜。他にはほとんど分からない。

日本の感覚でいうと、ほとんどが日本人の中にたまに外国人がいる。しかし、ニュージーランドのことを聞くとかなり多国籍だったという。日本人だからといって、目立つことはなかったらしい。アジア系の人も多数いたからだ。これは、若い年齢で違う国に行くには非常に良い気がした。珍しいと憂き目でみられることが避けられることは大きい。そして、多国籍ということは受け入れる体制が整っているともいえる。実質、ホームステイ先は相当数あるらしい。こういうことを含めて、留学先を決めた親御さんに敬意を表する。

自分も子の親となった今、親としてできることをやろう。

ニュージーランド(以後、NZと表記)の食生活も気になるところ。イギリスの食事があまり日本人には合わない、というのはなんとなく常識的によく聞く話だ。NZも元々イギリス系の人たちが多かったよな〜、という知識があり、それも聞いてみた。確かにイギリス系の人が多かったが、食事はおいしかったらしい。これも多国籍の恩恵かもしれない。色々な文化が入ることで相乗効果もある。

ただ、やはりホームステイ先というのは、一個人の家庭なので、そこそこの生活が違う。実際に1つ目のホームステイ先では若い家庭で小さな子供もいる状況だったらしい。子供が小さく、まだ手がかかるのにさらに言葉も分からないホームステイの受け入れ先になるというのは、なんとも…。

食事自体も惣菜的なものだったり、伝統料理のフィッシュ&チップスばかりと、かなり不満が多かったらしい。結局、半年でホームステイ先を変わっている。ただ、次がすっと決まるあたり、やはり慣れている、ということかもしれない。次のホームステイ先は、ご年配のご夫婦だった。なんとなくホームステイのイメージはちょっと年配かな、と思うので、こっちのほうが合っている。食事についてもかってくるものはほとんどなく、家庭料理で、しかも米がそこそこ出たそうだ。タイ米的なものではあったそうだが、これも多国籍ならではかもしれない。プロスノーボーダーという体資本の世界で生きていこう!というのであれば、食生活はもちろん大事だ。これはいい選択と決断だったなと思う。

今でもそのホームステイ先とは手紙のやり取りもしているという。しかも、NZ時代に出会った人(日本人)と結婚して、新婚旅行もNZに懐かしむのも含めて行ったという。第2の親、第2の故郷とはまさにこのことだろう。しかし、実際には2011年にNZを襲った大地震で、青春時代を過ごした街の風景が一変していたという。これはとても残念なことだ。地震というと日本人には嫌だが馴染みが深い。なのでというか、大きな地震ということはとても大きな被害があり、悲惨なものなんだろうという共感ができてしまう。

自然災害はなかなか、この昨今余計に予測はできないが、NZに高校から行った彼としては、非常に満足してスノーボードにも打ち込めていた。ただ単にここに行きたいから行く、というのもいいかもしれないが、やはり状況を把握して目標のために余計なストレスがない状態を作り出すのも1つ。高校で行くのなら、親のやれることだろう。昔は、話をする手段が国際電話しかなかったが、今や世界がネットで繋がっている。これは、新しい地でチャレンジをするには追い風だろう。世界が近く感じることはいいことだ。

ただ、今、この時点では他に行くことはなかなか憚られるが、ネットのおかげで調べることだけはできる。次の挑戦を控えているのなら、諦めずに今のうちから仕掛けておこう。

人と話をすることによって、気づくことはたくさんある、というのも分かり、このポッドキャスト配信が自分にとって有意義だなとも感じた。ゲストを呼ぶ、という段階にも進めたら面白いなと思うし、トーク技術も磨かないと!とも思う。

やっぱり、色々と楽しんでいこ!

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