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【3分要約】これやれば有能になれる。『頭のいい人が話す前に考えていること』(無料公開)

確実に「頭いい人と思われる人」になれるチケットがあったら使いたくないですか?

現実は甘くない、現実を見ろ、そんな厳しいことが言われることが多い社会。
おそらく多くの方が、「そんな社会にそんないいもんあるわけない」と思われると思います。
しかし、そんなものがあるんです。

それは本書、安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』
筆者の安達さんは、長年コンサルタントとして多くの人の悩みを解決されてきた方です。
そんな安達さんのノウハウがぎっしりと詰まった1冊になっています!

この本には話の聞き方や思考の深め方など、人間関係を円滑にするために重要なものがめちゃめちゃ多く書かれています。
この要約では本書の要点をバッチリ網羅して解説していきます!!


「頭がいい人」=「頭がいいと言われている人」

みなさんの周りにも「頭がいい人」っていますよね。
では頭がいい人の条件とはなんでしょうか。
結論から言うと「頭がいい人」というのは「頭がいいと認識されている人」のことです。

より多くの人に頭がいいと認識されることで、実際に頭がいい人になることができると言います。つまり、「頭のよさ」は他人が決めるものであるということです。

ということは「頭がいい人」になるためには、この「頭のよさ」を他人が決めると言う前提に立ち、他者がどう思うかという「他人の視点」を意識することが大事になります。ここが知的で慕われる人のマインドであり、思考を深めていく上で大事なポイントになります。

学校的知性と社会的知性

本書では、知性を2つに分けて説明しています。
それが、学校的知性と社会的知性です。
学校的知性は1人で完結し、数字で測ることのできる「論理的思考力」、社会的知性は他者の思考を読み、信頼を得て「他者を動かす能力」を指します。

多くの人が「頭の良さ」=学力などの数字で測れるものだと考えていますが、実は海外では社会的知性の方を重要視する風潮があります。
本書で重要視されているのがこの社会的知性です。
ここから、どのようにして「他者を動かすこと」で得ることのできる「頭の良さ」を身につけていくのか、と言うことを深堀りしていきます。

知識は相手のために使うもの

よかれと思ってアドバイスをしたのに、聞き入れてくれなかった、、。そんな経験ありませんか?
相手のためにしたアドバイス、実はそれ相手のためになっていないんです。
多くの人がしてほしいことはアドバイスの前に「話を聞いてもらうこと」なんです。

例えば、病院での診療の時、お医者さんがこちらの話を大して聞いてくれずに薬出しときますねーって言われたらなんかモヤモヤしませんか?

「相手が本当は自分に何を求めているのか」を考えて生活することが頭がいい人になる第一歩なんです。

ここで本書では会話の整理法が載っていたのでこれも紹介します。
誰かから相談を受ける機会は確実にありますよね。そんな時に、この方法を用いて話を整理しながら聞くことができると相手から信頼を得ることができ、頭がいいと認識されるようになります。

会話の整理とは、相手の話から余分な情報を捨てて、判断に必要な情報を残し、整えていくことです。以下のステップでやってみてください。

1. 「相手が何に悩んでいるのか」を知る。
まずは相手のどんな悩みを解決すればいいのかを探します。

2. 相手はその悩みにどんな解決策を持っているのか、その悩みに至る過程はどんなものかを知る
ここでよく自分のアドバイスや意見を言ってしまう方がいますが、その方達は相手の話を「聞く」ことができていません。大事なのは相手の考えを聞いてあげること。これをして初めて相手の話を「聞く」ことができるのです。

3. 相手がどうしたいのかという意思があればそれを推してあげる。ないならただ聞いてあげる。
大事なことは相手の意思に合わせたアドバイスをすることです。しかし、たいていの場合アドバイスをする前にすでに相手が自分の考えを持っている場合が多いと言います。相手が何を求めているかを見極めることが大事なのは相手の要求を読み、それを満たすことが信頼につながるからです。

話を聞いているのに聞けない人

話を聞いているのに聞けない人が結構いるそうです。
表面的にみると、相手の会話を頷きながら聞いているように見えるが実際は本質的な意味で相手の話を聞けていないと言います。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。原因は簡単で「何か言おうとしながら相手の話を聞いているから」です。

誰かと会話しているとき、次にこれを言おう、これも言おうと考えながら相手の話を聞いていませんか?

僕もそうでした。コミュ力を上げたくてオウム返しとかそういうテクニックのことで頭がいっぱいになって、本質的に相手の話を聞くことができていませんでした。

これの解決策は簡単で「相手が何を言いたいのか考えながら聞いて、どんな会話を期待しているかわかるようになる」ことです。相手は自分にアドバイスしてほしいのか、共感してほしいのか、結局何が言いたいのか、そういうことを考えながら会話することで相手の話を真に話すことができます。

本書では、話を聞くときの大切なマインドは「相手は何かのプロで、面白い話を持っている。そこから何か学ぼう」という姿勢だと言います。

話を聞いているときに相手の話をすぐに肯定したり否定したりしてしまう人がいますが、これはNGです。
肯定も否定もせずに「相手がそう思っている」と割り切って聞いて、話が途切れた際に相手が自分に何かを求めているようであったら、じっと目を見つめて「うんうん」頷いて聞いてるサインを送るべきなんです。

言語化の型「〜ではなく○○」

ここで筆者が大事にしている「思考を深め相手にインパクトを与える最終手段としての型を紹介したいと思います。
それは、「〜ではなく○○」という型です。
良質な思考をして、それの再定義をすることで相手に知性を感じさせることができると言います。

「一般的にはこう思われているけど実は○○なんですよ。」って言われたらなんとなく「この人すごそう」って思いませんか?

自分で思考を深めて、それについてこの型を使うと「この人すごいな」って思われますよ!

頭がいい人は社会的知性がある人

本書は「人に信頼されるようになる社会的知性をどうやって作るか」を解説した本でした。
本書の要点についてはこちらの要約にバッチしだと自負しています!
ここまで見ていただき本当に嬉しいです、、!!!

いつも僕は、本紹介系大学生として明日を面白くしてくれる本や自分を成長させてくれる本を紹介しています。

ぜひXやインスタのフォローをしてくれたら嬉しいです。!!


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