パンドラの箱(自分自身や他者)を開ける

パンドラの箱を開けると、あらゆる災厄が飛び出してきて、あわてて蓋を閉めたら、希望だけが残った、という話があります。

自己・他者との関わりも、この神話と同じかもしれません。

現状でそれなりにまわっている日常の中で、あえて自己を掘り下げたり、関わっている他者とコミュニケーションを交わして考えや感情に触れるという、いわば「箱を開ける」ことは特段「やらなければいけないこと」ではないかもしれません。

もっとみる

他者の行為の意図について考える③

前回からの話の続き。
先輩方と共同研究をさせていただくという話だっただろうか。
その先輩というのは現場での経験を10年以上も続けて来られている3人の先輩だ。
4人1チームに分かれて、さらに2人1組という小さなチームを作る。細かい進捗状況などは2人のチームの相方に伝えるという流れである。僕の相方(相方とは絶対に言えないくらい大先輩)は何をさせても完璧にこなすことができる女性の先輩だ。これでもかという

もっとみる

高石宏輔(2015)『あなたは、なぜ、つながれないのか:ラポールと身体知』

自我ではなく、他者のあり様に目を向け感じることを一貫して勧める本。本書に通底する他者の感情への敬意には頭が下がるものの、どこか違和感を覚えてしまうのは、自分というものへの愛や欲望を完全に否定されているからだろうか。

しかしながら、筆者の言う「捉える」という動詞が意味する行為について、理解のある人間はどれほどいるのだろう。もう少し具体例を用いて分かりやすく記せば、10頁ほどで済む内容だったかもしれ

もっとみる

コミュニケーションとは、あなたがそこに存在しているということを認めるということです。常に人に無視され続けるだけで自分の存在を疑い始めるのが人間です。

誰かに「怒る」ことについて考えてみた。

どれだけ気の合うと思った人でも、同じ方向を目指す仲間でも、お互いを想いあっているその相手でも「他者」であるとよく感じる。自分とは違う人。

「自分とは違う」言葉にするのは簡単な気がする。いろんな人がいるよね、そういう考え方もあるよね、って日々口にしている。ただ相手のことを自分とは違う一人の人間として真剣に、そして本気で考える心を持てているかは分からない。人のことは理解できるとは思わないけれど、目の

もっとみる

自律性を促進するための枠組み:内在化を支援する(3)他者との関係性

自律性を促進するためには、理由付け、承認、選択の3要素が必要になります。やや繰り返しになっているかもしれませんが、ここには他者の要素が入っていることを忘れてはいけません。

第三者が与える影響というのは大きなものがあります。

オリンピック選手に憧れて、一生懸命、競技に取り組んだとしても必要なのはそれを支えるコーチであったり、サポーターでしょう。

勉強もしかり、です。

大学受験を頑張ろう、と思

もっとみる

何かを始める理由

何かを始める理由なんて、自己満足でいい。

何かを始める理由が、誰かを見返すためではいけない。何故なら、その誰かがいなくなった時に、振り抜いた刃の矛先が見つからず、後には虚しさが残るだけだからだ。

自己満足が他者満足を生み、

他社満足が社会貢献を生む。

好きなことをしよう、という理由もここにある。

他者との違いを見つけるために。 思索メモ #14

「他者(他社)と差別化したい」

そう思った経験は多くの人にあるのではないだろうか。

「差別化」は、一昔前からいまにかけて、どこか特定の分野で抜きんでるために多くの人が必要としている要素だ。

いったい、どうすれば他者(他社)と差別化できるのだろうか。

緻密にマーケットリサーチを繰り返してニーズを把握すること? 何か斬新なアイデアを考案すること? たしかにそれも大切だろう。

それ以上に重要な

もっとみる

未完成の絵たちと、描き続けるわたし。

完成した!と完全に言い切れる感覚があまりない。

これ、わたしだけでしょうか?
絵。
見るのも、描くのも好き。
だけど、この感覚、終わりなき世界…
一つの作品として完成させられてないまま終わる。

わたしは、本当にそこらへんの人です。笑
プロや絵でお金をいただいたこともなく(お店のPOPの作成などはしましたが…)、専門的に習ってたこともないです。
たまに気が向いたり、なんか描いてーって言われたら描

もっとみる

一事が万事。 でもそれは、それ。

あくまでも人の感覚の話なので、断定的なことは言えないとは思いますが、人って一事が万事とよく言われて育ちましたが、本当にそうだなぁと感じます。これをただ観るようにできるのは、楽なことだなと感じます。

これは、気付かずに生きていれば別にそれまでの話で、だからどうだと開き直るケースがほとんどだと思います。品性の問題はそれが上品下品は主観に負うところも多いですし。あるいは、意識の広い狭いははっきりと手に

もっとみる