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【056】解釈を変えれば、世の中はずっと生きやすくなる。

△ 人生の中で誰かの考えに縛られて動いている気がする
△ 会社の働き方になんとなく違和感を感じる
△ 人生思い通りにいかない

そんな悩みを抱えたことがあるあなたに、自分を縛り付ける心をほぐし、心を楽にする考え方をお伝えしたいです。

本日は、阿部広太郎 さんが書いた、「それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習【SNSシェア機能付き】 (Discover Next D) Kindle版」を紹介します。

この本は、普段身の回りで起こっている事実を、どのように解釈するかについて書かれた本です。

解釈の仕方によって、自分自身の物事に対する受け止め方やそれに伴う反応の仕方が変わってきます。

哲学者のニーチェも

事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

と言っています。

そして、自分がどんな解釈をしているかを理解するためにも、まずは、自分がどのように感じるのかから理解を初めてみてください。

解釈は自分を肯定する翼。
誰かの正解にしばられず、不安も心配事もやわらかく受け止め、
少しずつでも、自分らしく生きていく。
過去の後悔も、未来の不安も、
自分の正解に変えられる。

「受け取った名前✖️見出した意志」で、「こうしていきたい!」を見つける

名前には、親が名付けてくれた理由があります。

親が特別な意味を持って、その名前をつけていることもあるが、一般的に、漢字の由来の調べ方には以下の2つの方法があります。

1.語源:その語の起源や起源的意味
2.字源:個々の文字の起源。 文字、特に漢字の構成原理

私の場合は、名前に「覚」という字が入っているが、この漢字の場合。

1.語源:五感を使って見聞きした刺激が、一点に交わってまとまり、はっと知覚されること。
2.字源:覺の略体。覺は、「見」+音符「𦥯」の会意形声。「𦥯」は「𦥑(キョク:両手で抱えるの意)」+「宀(建物)」+音符「爻」でまじわり伝えるの意の「學」の原字。見聞きしたことがつたわること。

などという意味があります。

この受け取った名前に沿って、私なら、
・世の中の知見を五感を通じて学んでいきたい
・多種多様な意見・文化・言語・分野などを見聞きして道を築いていきた
などという意思が生まれます。

これらが、

「受け取った名前✖️見出した意志」で、「こうしていきたい!」を見つける

ということです。

解釈のヒント

ここでは、この本に出てくる世の中の解釈の方法について、いくつか紹介していきます。

「人生に、一時停止ボタンがあっていい」
今、生き急ぐ人が多いのではないだろうか?もっとマイペースでいいはずだし、本当は、一時停止してもいいんじゃないか?旅に出てもいいし、大人になってから大学に行くのもいい。何もしない時間があってもいいんだ。
「普通理想主義」
慣れが「普通」を作り、「普通」が次第に思考を停止させてしまう。人それぞれ普通は違うのに、押し付けあったり、一つの理想としたりする空気はどうなのだろうか。
「スタートだけダッシュ!」
出社時間、会議の開始時間など、スタート時間はかなり厳格。数分の遅れも許さずダッシュで始めるのに対して、終了時間はあまり気にせず、だrだらしてしまっている様子。

どうだっただろうか。

このように、もしかしたらあなたも日常でモヤモヤしていたり、薄々感じていたけどはっきり認識できていなかったことでも、改めて言葉として表現し、事実を解釈することによって、「もしかしたら私もそうかも。」と思うことはないだろうか。

日常の事実を解釈することによって、固定観念を払拭し、普通が普通ではなかったことに気づくきっかけにもなると思う。

毎日の日記や普通だと思っていることに疑問を思うことは、などで自分の思考を言語化することは、自分に素直になり、世の中の固定観念やモヤモヤを払拭するいい方法なのかもしれない。

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