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「女」としてうまく振舞えなかった私。その本音を代弁してくれている。ありがたい。

脳科学にしばらく興味があって、その中では『中野信子さん』がスキ。

わかりやすいし、チャーミング。

私が好きな、「ファンキーな大人」。

そんな中野さんのご著書

『女に生まれてモヤってる!   本当は「自分らしく」いたいだけなのに』

これを本屋さんで見つけた時は、ピンっ!ときたよね。。。

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読んでますます・・ドはまり。

今は脱力系の私ですが、過去にはバリバリの外資系金融機関で総合職だった時代があり・・・。

そんな頃のわたしに、読ませたかった。(激しく同意。)


けっこう苦しんだんだ。総合職時代。(あまり見せなかったけど)

立ち振る舞いとか。

男性社員からどう思われるか。

(ライバル視されたくなかったし。出世に興味なかったから)


一般職アガリだったので、もちろん総合職のやりやすさもあった。

でも、けっこう根回しに「気力と時間を奪われる日々」でもあった。

ってか、仕事のほとんどがソレで終わる日も・・・多数。

(ヤバイねー)

はぁーー。ほんとにあの時の私に読ませてあげたい。

■付箋ちぇーーーーっく!

はぁ~い、まぁ多いーねー。

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「バシッ!」とわたしの気持ちを代弁してくれている「金言」もいっぱい。

(世は満足じゃ。)

p5. はじめに

設定された女をやり続けること自体が私にとっては無理ゲーでした。

から始まって・・・

p.25は 女のメリ・デメ

p.86 独身か既婚か、子持ちか子なしか、おばさんか若い女か・・。

女ってそんな風に対立させられがちだよね。

前半だけでもこんなにあるんだから、読み応えありまくりでした。

普通に生きていただけじゃ結婚はできなかった。

親子でも相性って絶対あるよね。

 (女は)それでいて、自分の地位を脅かさない。

何でもかんでも自分のせいにし過ぎていたんですね。

10代と40代の脳って全然違うんだよ。

自分が男だったらモヤモヤしないと思ったら、・・・あなたのせいではありません。

 今、人類は面白いステージにいるとも言えるんですよ。・・・人工子宮に置き換わってしまうかもしれない。

文字情報のほうが遺伝子より劣化せず後々まで残るしさ。

置かれた場所で咲きなさい、という言葉を見ると、何だか苛立ちを感じてしまう。・・・人間は置かれた場所にずっとはいられないようにできている。

ジャストフィットな生き方は自分で決める

子どもが増えないと国は現状維持すら難しいから子ども産んで! でも弱者は自己責任だから自分でどうにかして! って、リスク大きすぎだよね。

友達で30代以降に三人目を産んでる人は、だいたいお金に余裕がある。

若い世代なら「国際バカロレア試験」を受けてみるといいと思う。

これから必要なのは、選んじゃった答えを正解にする力じゃないかな。

選択肢が複数あるとき、そのうちのひとつだけが正解、ということはむしろ珍しい。

どれか、ピン!ときたものがある方は、是非読んでみてくださいね。

数年前。わたしに「男に生まれてくればよかったね・・・」と言ってきた人がいた。

それを言われた時、すんなり「うん、そうかも・・。」と否定しなかった自分がいた。

でも、「女か、男か。」の二者択一でなんか、生き方を決める必要はないんだよね。

今だからわかる。

これを読んだ人は、もっとわかる・・と思う。