新規参加出版社のご紹介
BookCellarをご利用いただきありがとうございます。BookCellar事務局サポート担当、東郷です。2024年3月にBookCellarに新たに登録いただいた出版社の自社紹介＆イチオシの本をご紹介します！
気になる出版社はお気に入り登録しておくと、新刊や更新情報が案内されます。最後までぜひご一読ください。
生物研究社【直取引 / 取次】
自然科学（主に海洋、水産生物）についての専門書を多く発刊しております。自費出版もご相談承っております。
イチオシ本
『水産海洋ハンドブック第4版』
（竹内俊郎【編集】/ 生物研究社）
水産・海洋関係の参考書として長く使用いただけている書になります。著者の先生方も海洋関係で長く教鞭を取られた方から今も第一線で研究されている方です。確かな知識と所見でしっかりと解説頂いている1冊です。
地平社【直取引 / 八木書店新刊取次部 / 取次】
わたしたちは「言葉のちから」を信じて、
本の街・神保町で、新たな知の広場をつくります。
わたしたちは、一冊を大事にします。
そして、独立を何より貴び、
自分たちの良心のみにしたがって、
本当に読んでもらいたい本だけを刊行します。
地平社は、生きとし生けるものと同じ地平に立ち、
［地］球と［平］和について考えながら、言葉を編んでいきます。
イチオシ本
『デジタル・デモクラシー ビッグ・テックを包囲するグローバル市民社会』
（内田 聖子 / 地平社）
デジタル化が進む現代において、いかにデモクラシーを再構築するか。地平社のレーゾンデートルと重なる、記念すべき一冊です。
フィルムアート社【直取引 / JRC】
フィルムアート社は、1968年、雑誌『季刊フィルム』の創刊を契機に創立。
以後、映像・アートを中心に、文化へのクリティカルな視点をもった書籍を発行し続けています。近年は、ジャンルを超えた横断的な分野に進出。出版をたんに「書籍」という枠組みにとらわれず、カルチャーをリードする装置、クリエイティヴな運動体として積極的に提案していきます。
イチオシ本
『新たな距離 言語表現を酷使する（ための）レイアウト』
（山本 浩貴 / フィルムアート社）
制作集団・出版版元「いぬのせなか座」を主宰してきた次世代の俊英・山本浩貴の待望の商業デビュー作となる本書。
山本の思想的背景を明らかにすると同時に、立ち上げから現在まで培われてきた言語表現ならびにデザイン／レイアウトをめぐる議論を集約する。
三部作の第一作として堂々の刊行。
あいんしゅりっと【トランスビュー / 取次】
2024年3月に設立したひとり出版社で、社名のあいんしゅりっと(Ein Schritt）はドイツ語で一歩という意味です。マラソンもスタートラインに立ってから。まずは一歩前へ進んで、ドイツをはじめとする海外文学の翻訳を中心に出版活動を始めていきます。その一歩がより良い未来に繋がることを願い、そういう力が出版にあることを信じて。
イチオシ本
『ウェルギリウスの死 上』
（ヘルマン・ブロッホ / あいんしゅりっと）
プルーストやジェイムズ・ジョイスと並び論じられる、20世紀のドイツ文学を代表する作家ヘルマン・ブロッホの畢生の大作です。
ハンナ・アーレント
「二十世紀の長編小説の決定的作品とは、フランス語のプルースト、英語のジェイムズ・ジョイスの作品であり、ドイツ語ではヘルマン・ブロッホの作品である」
集英社版世界の文学（1977年発行）に収録されていた同書名は長年入手できない状態でしたが、ここで待望の復刊となります。今回の刊行情報が流れると、ジョイスの『フィネガンス・ウェイク』（河出書房新社）の復刊情報と合い重なり、SNS等で大いに話題になっています。
正直難解な内容です。
勁草書房【取次】
人文・社会科学を中心に年間約110点の新刊を刊行しています。1980年代から英米の現代哲学、そして日本のジェンダー・フェミニズム研究にいち早く注目し、現在でもこの分野に力を入れているほか、政治・経済や法律も刊行点数が多く、ジャンルが多岐に渡るため、新刊案内をご希望の書店様はお気軽にご連絡ください。
イチオシ本
『思考力改善ドリル 批判的思考から科学的思考へ』
（植原 亮 / 勁草書房）
『独学大全』著者・読書猿さんが推薦し、2000年の刊行から3年で累計2万部をこえるロングセラーに。朝日新聞の読書面「売れてる本」でも紹介されました。科学的思考の身につけ方を学ぶ哲学の入門書でありながら、ビジネスパーソンにも広く読まれています。
感覚社【取次】
2018年設立です。今月『ネイティブス 帝国・人種・階級をめぐる
イギリス黒人ラッパーの自伝的考察」を刊行します。宜しくお願いします。
イチオシ本
『リビア戦争 カダフィ殺害誌』
（マクシミリアン・フォーテ / 感覚社）
あまり日本では理解されているとは言い難い２０１１年のリビア戦争について詳細に検証した本です。カダフィはほんとに「悪」だったのが、爆撃を進めた米・NATOはほんとに「善」なる存在なのか。現在も進行中のウクライナにおけるロシアの軍事行動を考える上でもリビア戦争の理解を欠くことはできません。
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