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広報部

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私はこんな風に考えて思っています。本を読み、日記を書き、思いを巡らせている人。言葉にならない思いを抱きしめている。日記は10年以上。書くことが好き。フォローお気軽にどうぞ。
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記事一覧

【広報日記】 生きよう、伸びよう。

広報日記と書いているけれど、広報の話(仕事の話は)はまったく出てこない。広報であるわたしの思い・考え、学んだこと・気づいたこと、読んだ本のこと。個人的なことばかりを、今日も書き記している。 ご興味ある方、どうぞお付き合いください。 氷山の一角今月の上旬に「集中内観」に行ってきた話は前回書き記しましたが、これは氷山の一角で。その下には言葉にならない思いが、たーーーくさんある。正直自分でも「ある」と言っておきながら、本当にあるのかな?とぼんやり思っていたけど。 先日社長に、内観

【広報日記】 よいも悪いもない、それが今のあなたの姿です。

  気づけば、水曜日。この記事を先週19日の金曜日に書いていた。けれど、うまく言葉にまとまらなくて、頭の中で混乱してきて、あぁ今日はもう無理だなぁと思って「下書き保存」をクリックしてパソコンを閉じた。 先週は、きつねのように丸まっている日が何日もありました。家事もそこそこに布団に入って丸くなって、本を読みながらうとうと眠くなってきたら、電気を消して眠る。身体は元気なのだけれど、心はまだ静かに休んでいたいようでした。 そんな身体と心の状態から、なんとなく気持ちがふさぐ・・

【広報日記】 人生の扉、頬を伝う涙、本の力。

 今日は日記を書きたい気分なので、最近わたしが思っていること・感じていることを綴ることにします。 人生の扉。何年ぶりでしょうか。久しぶりに竹内まりやさんの『人生の扉』を聴きまして。この歌詞泣けますね・・・流れる涙が、止まらない。 40代に入って、受け止め方も変わったせいもあるし。 身近な人たちや大切な人が亡くなり骨になったのをみると、 残りの人生の数を、あと何回桜が、紅葉が。みれるのだろうか あと何回この人と会えるのだろうか、と思ってしまいます。 _ _ _ _ _ 

【本とわたし】 書くことはまさに自分との再会なのだから。

だめをだいじょうぶにしていく日々だよ、と。そっと声かけられているようなタイトルに惹かれた。 だめ・だめを、だいじょうぶ・だいじょうぶ、にしていく日々。著者きくちゆみこさんの、丁寧に紡がれた日常を読みながら、自分もなんだか救われていくような気持ちになっていた。 ●いてほしいときに、いてほしいの!ビー、ヒア、ナウ!(Be here now!!) ほんとうにそうですよね! そうですよね!と深く頷けた言葉。シンプルにこれです。私もあなたも求めること。 子どもと共に暮らしていると、

【広報日記】 わたしの「いまここ」 瞑想と調和

 昨年、弊社代表である菊池の「ブックダム創業の原点」をまとめた『PRタイムズ ストーリー』は多くの方にご覧いただきました。これを読んで、菊池宛にお手紙や、また本を送ってくださった方もいらっしゃいました。ありがとうございました。いろんな方の心に響くものがあったことに、企画した私自身も嬉しさと驚きがありました。  この記事をきっかけに、鈴木秀彰さんから『ぜひ対話したいです!』をX(旧Twitter)を介してご連絡をいただき、昨年の12月に一度3人で直接お会いする機会をつくりまし

【本とわたし】 あなたは静かに生きることができるはず。

 本を読んでいるとき、立ち止まってちょっと考え巡らせたいな、そう思える言葉と出会えるとうれしい。読書体験がより深まるから。 冒頭の『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた/著者・若松英輔』の中にあるこの言葉が、私の胸に響いてる。 自分自身を読者に真剣に言葉書くこと、それはきっと・・・魂にふれる言葉なんだ。私自身から発せられる言葉が、わたしを救うのかもしれない。 つい先日読み終えたばかりの、こちらの本が良かった。付箋がたくさん付いて正直まとめるには時間もかかるし、note

【本とわたし】 読み終わらない本。

あなたにも読み終わらない本はありますか。 読了したあとも、時々開いてはまた付箋をつけたり、日記に言葉を書き綴ったりしている本が3冊あります。 何度も読み返そうとするのはなぜだろう。 何でこんなにも求めてしまうのだろうと思ったとき。 今のわたしが、どうしても見つめ直したいことがあること。 必要としている言葉がここにあること。 この文章を通して考えておきたいことがある。 そういう気持ちがあるから。 答えを急がずに、考え続けたい。 シンプルに、そういう思いがある。 時間をか

【広報日記】『誰かのため』ではなく、『自分のために書けばいい』とわかった。

 今日は春の陽気。窓全開。風がとても気持ちよかった。それだけで、こんなにも気持ちが華やぐ、心がウキウキする。花粉症持ちであるけれど、春がやっぱり待ち遠しい。  さて今日の午前中は、7つの習慣の実践会のお仕事がありました。今日は参加者さん1名とともに、昨年12月に開催できなかった『2024年の年間計画(ビジョンマップ)』を作成しました。私は既に昨年の12月に作成済みであったのですが、彼女が作ったビジョンマップの発表を聞いて、いい刺激を頂きましたので、そのことお話します。 ▶

【本とわたし】1月の読書記録

『運が良いとか悪いとか言う前に、運は天から降ってくるものではなく、自分自身が運ぶものであると認識する。』 偶然に見かけた記事の言葉に、目が留まった。 運は自分自身で運んでくるもの。私もそう思います、、と心の中でつぶやいた。もっと言うと『そう思えるようになりました』という方が正確な表現かもしれない。 運は、私自身のこの手に委ねられている。本質を見ようとするならば、それは自分自身の心=人格にあるということ。  一月も振り返ってみると、心豊かな一ヶ月だったと思う。それはけして

【本とわたし】 絶望の淵にある人を救うのは、「ことば」です。

 二月に入った昨日、一通の手紙が届きました。手紙は、本を贈ったAさんから。そこには便箋五枚にわたって綴られた文章、御礼の言葉とともに、その言葉が綴られていました。私は、静かに泣きました。  私の話す言葉ではなく、本が静かに伝えてくれる。その人に、そっと気づかせてくれる。本は、人を救う。言葉は、人を救う。自分も救われた経験から、そう強く信じていたけれど。こういう手紙をもらうと、やっぱりそうなんだと確信する。  生きていこうと思える、力のある、一筋の光のような言葉は、一体どこ

いよいよ本日発売!『第三世界の主役「中東」 日本人が知らない本当の国際情勢』 

「紛争」と「石油」以外に中東は何を秘めているのか? ということを、この本を通して知っていただけたら嬉しいです。 今もっとも注目を集めている『中東』   読むのは「今」です。 おかげさまで3刷決定。発売前重版に加え、さらに1月30日3刷が決定しました。(累計発行部数:15,000部) 皆さま、ありがとうございます。 本日は“広報の私からの視点”ですが、本書について綴りたいと思います。ぜひお付き合いください。 ▼はじまりの日。 著者の石田和靖さんと初めてお会いした日を、

【本とわたし】 冬こそ、詩集を読んで「ことば」を温める。

 偶然にも12月末から1月にかけて、詩集を3冊買いました。意識していたわけではなく、自然の流れで手にすることになりました。今日はその「詩集本」を紹介したいと思います。  まず、皆さん「詩集」はお好きですか。普段詩集は読まれますか。私が、詩集の良さを知ったのはだいぶ大人になってからで。そのきっかけは、若松英輔さんの詩集を手に取って読んだことがきっかけでした。 当時、私は若松さんのことをほとんど知らず。タイトルと表紙に惹かれて手に取り、中を読んで心に響く言葉があったので買いま

【本とわたし】 素直なことばで、本当のことだけを語りたい。

 先日東京に雪が降った翌日。その日もともと親子でデイキャンプに参加予定で、思いがけない空からのギフトに私たち親子も、参加した皆さんも大喜びでした。  見上げれば、冷たく澄み切った青空。鼻に入る空気の冷たさ。吐く息の白さ。目に映る一面の雪景色。太陽に照らされた森は、きらきらと輝いて眩しい。それはそれは美しかったです。  1月に入ってからnoteを綴ろうと思っても、何を思いを気持ちを書けばよいのか迷ってしまいずっと手が止まってしまいました。これまでも手が止まることは何度もありま

【本とわたし】  心に残った3冊。

 来週二十二日金曜日に「冬至」を迎えますね。昼が最も短くなり夜が最も長くなる日。この日が過ぎるとまた、夏至へ向かってゆっくりと日中の時間が長くなっていきます。そして冬至が過ぎれば、子どもがウキウキ楽しみにしている「クリスマス」も近づいてきます。  さて、この一年で読んだ本の数は、今のところ71冊。その中で心に残っている(最高だった)3冊をご紹介します。宜しければ是非お付き合いください。 「生きることと死ぬこと」がずっと横たわっていた 今年、わたしの読書の軸になっていたテ