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うつゼロシャワー

思い出の1冊を著者に教えてもらいました!Q&Aしています

この作品は人気作家の「やま」さんの作品の一つです。
こちらでは、思い出の残る作品を著者に直接お聞きして記事にしています。


やまさんは音声も積極的に配信されている方で、数多くの本もご紹介されている方です。僕がやまさんを知ったのは22年春頃だったと思います。やまさんの本で初めて読んだ本が、この「うつゼロシャワー」でした。そんな、やまさんにインタビュー!いくつかの質問にお答えしてもらいました!

■うつゼロシャワー

著者:やま
ジャンル:健康系
2021/3/12発売日
”ふくらはぎシャワー”って聞いたことがありますか?読んで時のごとく、ふくらはぎにシャワーをあてることです。ただ、この”ふくらはぎシャワー”と出会って、やまの”うつ”は治りました!効果は即日出ました。あくまで個人的な体験談なので全ての人に効果が出る方法じゃないかも知れません。しかし、”ふくらはぎシャワー”によって”うつ”がなくなりました。また、”ふくらはぎシャワー”は”うつ”の人だけに効く健康法ではありません。

【図書館長が読んだ感想】

表紙やタイトルを見て、全く意味が解らなかったのを覚えています。なんの本?という印象で鬱の事を書いているのは解るけど、ゼロシャワーがよくわかっていませんでした。でも定期的にみる本でしたので気になるんですよね~。長年「うつ」に悩まされた著者のやまさんが、ふくらはぎにシャワーをあて、「うつ」治したお話です。冷水、温水を繰返して簡単な方法で「うつ」を治す。本を読んで驚きでした。こんな事に治るのかと思いましたが、そのロジックが解説されてて参考になりました。この手法は、他のメディアでも紹介され取り上げられているようです。ある意味画期的な方法じゃないかと思います。こんな事で治るなら、簡単で克服できるかもしれないのです。ダメもとでやってみるのも有りだし、知識を知っているのといないのでは全然違いますよね。科学的にもロジックはある程度解明されているようですし、これが広まり「うつ」病患者に対して効果があるならスゴイ事ですよね。個人差があるものの、こんな手法で治るならビックリです。そして多くの人に知ってもらいたい方法です!

著者のやまさんに質問をして答えてもらえていますのでご紹介します。


Q&A

【なぜこの方法を思いついたのですか?】

僕がうつでどん底だった時に、菅原洋平さんの著者『 脳のトリセツ 』という本に出会ったんです。菅原洋平先生は、僕の通っていたメンタルクリニックの睡眠外来の先生をしておられる方でした。『 脳のトリセツ 』の本の一節に、入浴時にふくらはぎへの温冷水シャワーをする「 ふくらはぎシャワー 」( ふくらはぎシャワーは、僕の造語 )について、書かれていました。

クリニックの受付で、本が販売されていたので、藁にもすがりたい思いで購入し、その日の夕方に実践しました。やってみると、不思議なことに、ふくらはぎを中心に、体がポカポカとしてきて、体全体が少しずつ元気になっていくのを体感しました。シャワーをしたことで、頭がすっきりした感覚があったのです。

たぶん、温冷浴シャワー効果で血流がよくなり、自律神経が少し活性化されたのだと思います。ちょっとした、フロー体験を味わいました。それまでは過緊張で、全くリラックスが出来ていなかったのに、ベースはリラックスで、必要になれば、いつでも緊張状態、交感神経に切り替えることが可能になったんです。

そして、なんとその日の夜、慢性睡眠不足だった僕が、何ヶ月かぶりに『 熟睡 』が出来たのです。心底、感激したのを覚えています。朝、気持ちよく目覚めた時は、それこそ至福の気持ちでした。

その後も体の調子が劇的に良くなっていくのを感じ、ふくらはぎシャワーに出会ってから数週間で常服していた睡眠薬が必要ではなくなり、数ヶ月で、抗うつ薬から、漢方薬に変えて頂きました。

そして数週間で『 うつは治った 』と感じることができ、それから約2年後にはKindle書籍を出版できるまで、元気になりました。

自分でも、ここまで良くなったのが不思議なくらいなんです。いまでも、毎朝晩のふくらはぎシャワー( 現在は冷水シャワーですが )は欠かせないルーティンになっています。

また、ふくらはぎシャワーは、温冷交代浴と言って、サウナと同様の効用があり、極めてリスクの低い温冷交代浴なので、急激な気温差が苦手な方や、年配の方や、女性の方などにもおすすめしやすい健康シャワーだと感じています。高血圧などの持病を抱えた方でも出来ますし、ダイエット、美容効果などにも効くんです。


【苦労したところ本音で】

めちゃくちゃ緊張しましたね 笑

それまでも、はてなブログや note で記事を書くということはしてたのですが、「 出版 」となると、Amazonを通して、全国区で自分の書籍がさらされるわけで…直前になって出版までの数日は、生きた心地がしなかったのを思い出します。ただ、僕の場合1冊目は、どちらかと言うと「 勢い 」に任せて出版できたかなって、思っています。

当時は のみやさんの『 Kindle出版は7日間でやれ 』を読んで、モチベーションが上がっていたこともあったし、2021年3月の出版だったので、まだKindle出版している人の数も少なくて。note 界隈でも Kindle 出版の話題が盛り上がりつつあり、ないとさんの主催する「 ないと倶楽部 」にも所属させて頂いていて、そのコミュニティ内でも Kindle 出版する人が数名いて、刺激をもらっていました。僕の場合は、むしろ出版後が大変でしたね 笑

それまではまさに『 井の中の蛙 』状態。出版のあとに中々読まれなくて、苦戦を強いられたり、読まれている作家さんと自分の文章を比べて、落ち込んだり、自信がなくなってしまったり 泣

ただ、その強烈な洗礼があったからこそ、今に繋がる「 耳読書 」や「 レビュー 」という武器に気づけたのかな、と思っています。


【出版後の影響は】

出版の影響は内外にとても大きな影響を与えてくれましたね。まずは「 出版できた 」という事実。この事実によって、自分にとっての拠りどころ『 サードプレイス的 』なものが出来ました。わずかですが収益を得られて、「 出版できて収益を得られた。0 → 1 突破出来たことが、自信に 」繋がりました。 

また、収益を得られたことで、「 自分のうつ体験が、人の役に立てた 」という実感が持てて、自分のひた隠ししてきた「 うつ体験が、初めて社会との接点を持てた 」気がしました 。そして、1冊目の『 うつゼロシャワー 』がきっかけで、健康雑誌『 壮快 』( マキノ出版様 )にお声かけ頂き、雑誌の見開き 2 ページに、「 ふくらはぎシャワー 」の体験談を掲載して頂けました。

雑誌を拝見させて頂くと、「 自分以外にも、様々な健康法で病を克服された方がいる 」ことを発見し、「 治すことが難しいと思っていた うつ病 」も、治す方法が色々あり、「 これまでは、治すのが難しいと思い込んでいただけだ 」と気づくきっかけになりました。


【初出版kindle出版は どのように知りましたか?】

イケハヤさんのYouTube動画ですね。当時はYouTubeの全盛期で、イケハヤさんやマナブさん、迫佑樹さんなどが、ビジネス系のYouTube投稿をしていました。その中で、イケハヤさんが頻繁に「 Kindle出版が熱い 」と投稿していたんです 笑 

それで、当時イケハヤさんの一番弟子的な存在だった、しゅうへいさんの『 Podcast Lab 』という音声配信のコミュニティに入って、その中でも、Kindle出版する人が多かったので、僕もその流れによってKindleを出版した、という流れです。前の回答で、noteのことや、ないとさんの「 ないと倶楽部 」のことを話しましたが、noteもそうですが、1番のきっかけはイケハヤさんでした。いやー、過去の話って、忘れてしまうものですね、すんません。


【読者に伝えたい事を本音で】

すげぇ、イイ質問。なんだろう…

そうですね、うつや自律神経で悩む人に、「 うつは薬や考え方で治すんじゃなくて、体から治すものなんだよ 」って伝えたいですね。

僕自身今 42 歳ですけど、高校生の頃から、約 25 年もの間、ずっと自律神経の絶不調と闘ってきました。薬や認知療法を散々試したけど、どれも根本的に、僕を治してはくれなかった…。約5年前に『 ふくらはぎシャワー 』に出会い、僕の人生は 180 度変わりました。

以前の僕には、いつも元気で生活できること、Kindle出版をすること、副業で自分で稼ぐ経験ができるなんて、全く想像力すらしていなかったです。だから、あの頃の僕と同じように、自律神経で悩む方に伝えたい。

僕は『 ふくらはぎシャワー 』でうつが完治したし、Kindle作家をしていると、うつを克服してきた、たくさんの人を知れて、たくさんの本を通して、うつや自律神経は治せるんだと思うようになりました。なので、「 きっと解決策はある、うつは治るよ 」と伝えたいです。おお、ちょっと熱くなってしまった、泣きそうです…。


【ぶっちゃけ収益は良かったのか悪かったのか】

初月は 922 円でした、いやーもう、ショックでショックで 笑。出版と同時に 5 日間の無料キャンペーンをして、注文数は全部で 71冊。無料キャンペーン中の注文数も、冊数分の収益が得られると勘違いしていたんです 笑

注文数を考えると、 15000 円くらいは行くかもとなって…、文字通りかなりの勘違いをしてました 笑。奥さんにも「 1 万くらいは行ったかな 」なんて、大きく出ていました。いやー、ほんとう良い思い出です 笑

けど、少なくても 0 → 1 突破できた。その経験は、かなり大きかったんです。継続的に収益が得られるようになったのは、Kindle出版が初めてです。Kindle出版のお陰でかなり、自分に自信を持つことができました。5年前のうつで苦しんでいた自分からは、人生が大きく変わりました。

最近ではむしろ、うつを体験したからこそ、ふくらはぎシャワーに出会え、温冷交代浴という健康法を知れた。うつを体験したからこそ、Kindle出版を継続するモチベーションに繋がっている。うつを体験したからこそ、耳読書に出会えたり、読書好きになれたり、素敵なKindle作家さん達と繋がりを持てるようになれた、と感じています。

これからも、発信はKindle出版をしながら、音声配信や、ココナラでのスキル販売など、ヨコの展開にも力を入れて行きたいと思っています。

けんいち図書館長、
素敵なインタビュー、ありがとうございました!


やまさん長文で有意義な解答あとがとうございました。
直接著者さんに聞けて、ますます興味がわきました!
皆さんも是非、読んでね。
僕はうつではないんですが、ふくらはぎシャワーをたまにするようになりました。健康にいい!そして痩せたーい!


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