見出し画像

お金のIQ、お金のEQ

こんにちは。かずまです。

今回は、本田健さんの書いた、
「お金のIQ,お金のEQ」
について、アウトプットしていきます。
この本で得られたことを整理することで、
記憶の定着や今後の生活に活かしていきたいと
思います。

本の概要

この本は、お金と健康的に付き合うにはどうすればいいのかについて
教えてくれる本です。
著者はベンチャーキャピタルや会計事務所を経営しており、
そんな中で出会う人たちから、お金との付き合い方について学びました。
その経験を本にまとめたものになります。

この本はどんな人におすすめの本か

  • お金との付き合い方に悩んでいる人

  • お金に対して罪悪感を感じてしまう人

  • お金をもっと稼ぎたい人

  • お金から自由になりたい人

  • お金と健康的に付き合いたい人

お金の教育というのは、今現在社会に出ている人は
学校では全く習ってきませんでしたよね。
そのせいで、皆がそれぞれ自己流でお金と付き合っています。
結局、親からの影響が非常に大きくなり、
親がお金と上手く付き合っていない場合、子供も上手く付き合えず
結果、お金に対してどう接すれば良いのかが分からず、混乱してしまいます。
お金を稼ぐのは悪いことだ。
お金は汚いものだ
お金を上手く使いこなせない。
お金に支配されてしまっている。
このように、非常にお金で苦しんでいる人が多いのが
現状です。そんな人に向けての本です。

私がこの本を読もうと思った理由

私は今現在、副業で本業とは違う仕事を
しようとしています。
その中で、お金を頂くことに関して、何か罪悪感と言うか
後ろめたい気持ちを感じることがありました。
お金の勉強については、自分なりにしてきたつもりでしたが
どうしてもお金に対する感情的な部分については釈然としなく、
お金をうまく請求できない。お金を気持ちよく受け取れない。
そんな心境があります。
そのため、この本を通して、お金と感情的にどう付き合えば良いのかを
学びたい。そして自分の中で腑に落ちる答えを見つけたいと思い、
読もうと思いました。

お金のIQ・お金のEQ

お金のIQとは

おかねのIQとは、一言でいうと「お金に対する正しい知識がどれだけあるかを示す指数」です。
それは、大まかに4つの項目に分かれており、それぞれが
大切です。

  1. お金を守る

  2. お金を使う

  3. お金を稼ぐ

  4. お金を増やす

お金を守る

お金を守るには、詐欺や怪しい投資話にひっかからないようにしなければなりません。また、近親者や友人からの借金の依頼にも乗らないようにすることが大切です。

お金を使う

お金を上手に使う力のことです。これにも知識が必要です。お金を使うときは、使ったお金が友だちを連れて戻ってきてくれるようなお金の使い方をする。それがたとえ100円でも。そんな意識が大切です。とはいえ、お金に執着してはいけません。ここぞというときに使える、それを判断する知識のちからのことも言います。

お金を稼ぐ

お金を稼ぐための知識を言います。お金を稼ぐためのルールを学ぶ。
ロバートキヨサキさん著の「金持ち父さん、貧乏父さん」ではないですが
従業員や自営業の人は金持ちになれない。それはつまり「一人でやっているから」ビジネスオーナーになる。投資家になってレバレッジを効かせて大きくお金を稼ぐ知識をみにつけることが大切になってきます。そのような力を言います。

お金を増やす

お金の機能のひとつに「お金は増える」ということがあります。
そのための知識を得ることです。
お金をどう増やしていくかで、将来のお金に対する安心感がだいぶ違ってきます。

お金のEQについて

お金のEQとは、お金に対する感性や、お金との関係がどれだけ健康的かを
示す指数です。
私が一番この本で求めていたのは、この「お金のEQ」の部分です。
お金のEQにも、大きく4つの大事なことがあります。
お金のEQが低いと、お金に人生を支配されてしまいます。

  1. お金を受け取る

  2. お金を感謝して味わう

  3. お金を信頼する

  4. お金を分かち合う


お金を受け取る

心から喜んでお金を受け取ることは、相手にその喜びを
与えることに繋がる。それはプレゼントである。ということです。
そのためには、どんなちいさなことでも喜べる人になったほうが
良いです。

お金を感謝して味わう

お金を感謝して味わえることは、人生の楽しみです。
そのためには、豊かな気分になることにお金を使うことも大切です。
お金に執着してばかりだと、豊かな気持ちでお金を使うことが出来なくなってしまいます。
感謝するものは増えるという特性があります。これはお金にも当てはまり、
お金に感謝して使うことで、お金がもっと自分のもとにくるようになるとのことです。

お金を信頼する

お金を信頼するとは「お金はなくなったらまた稼げば良い」と思えることです。お金の流れを信頼することです。お金がなくなったからといって恐怖に怯えるのではなく、お金の流れを信頼し、自分のもとにお金はきっと流れてくると信じることです。

お金を分かち合う

これは寄付にも通じると思います。
お金持ちの人が収入の一部を寄付するには理由があります。この本ではそれについても書かれています。
それによると、収入の一部を寄付することで、「自分は他人とお金を分かち合うだけの豊かさを持っている」と自分の潜在意識に植え付けるため。ということです。
お金に執着せず、お金を気持ちよく分かち合うことで、人生に対しての豊かさがあがり、お金がもっと自分のもとに流れてくるようになります。
流れをせき止めて自分の物だと独占していると、流れが淀んでしまいます。

私がこの本を読んで実践すること

お金に必要以上に執着しないほうがいいことがわかった

お金は人生を豊かにするためにあるもの。それが自分が嫌な仕事で稼いだお金だと、その嫌な気持ちがお金にも乗り移って、こんなに苦労して稼いだんだから、1銭たりとも無駄に使うか!と思ってしまいます。
それでは人生は豊かになりません。また、それではお金が嫌いになってしまいます。仕事での嫌な気持ちとお金とを上手く切り離して、お金は素晴らしいものと思えるようになりました。なので、人生を楽しむことに積極的にお金を使っていこうかと思います。

お金を使うときは、それが消費か投資かを考えて使う。

お金を使うとき、消費か投資かは考えて使っていましたが、
本当のところでは、考えきれていないと感じました。
そこで、「そのお金を今使うことは、新たなお金を連れて戻ってくるものなのか?」を真剣に考えて、小銭からでもお金を使っていこうと思います。
とはいえ、人生を楽しむためにお金を使うということもしないといけないので、そこらへんの線引きがなかなかむずかしいところではありますね。

喜び上手になり、感謝して気持ちよく受け取ること。

感謝して、心から喜んでお金を受け取ることが、支払ってくれた相手へのプレゼントになる。これは目からウロコでした。
そのためには、どんなちいさなことでも喜べる人、喜びを表現できる人になることが大切だなと思いました。
少しずつ、嬉しさを表現するようにしていきたいと思います。

心に残った一節

感謝するものは増えていく
お金に執着しないほど、お金に恵まれる
お金のIQは知識に過ぎない。人生を豊かにするにはお金のEQが大切だから、まずはお金のEQを高めてから、お金のIQを高めるんだ。

お金のIQ、お金のEQより


まとめ

非常に自分が求めている内容だったように感じます。
ただ、受け取ることはプレゼントにもなる、ということですが
いまいち自分の中でピンときていない面があります。
なにか別の表現が、言葉があればいいのかもしれません。
腑に落ちる答えを見つけたくてこの本を読んだのですが
知識の底上げと、お金に対する執着を制する面で使えるものかなと
感じました。
満足度としては、65~70点くらいの本になりますね。

久しぶりのNote更新してみました。
自分のブログで更新しても良いのですが、どうも装飾やアイキャッチなど
面倒な作業が多く、ただ書くだけに専念できるこちらのノートのほうが
読書感想のアウトプットをするにはふさわしいのかなと思いました。
これから読んだ本について、どんどん使っていきたいなと思います。










この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?