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下町ワイナリーの日常。〜TAPスパークリングのほっこりポイントを添えて〜

こんにちわ!東京都台東区にあるワイナリー『葡蔵人 ~Book Road~』で働く新人🔰マイコです。

さて、今回はブックロードオリジナル✨&ブックロードならでは✨のシステム、「TAPスパークリング」についてご紹介したいと思います!

ーーところで。

わたしたちブックロードは『都市型ワイナリー』と呼ばれるワイナリーのひとつです。

山梨や長野からブドウを運び、都会のど真ん中でワインを造る。

わたしたちのそばにあるのは、広いブドウ畑や見渡す限りの広い空、ではありません。
行きかう人々と車の流れ、そして、ビルの隙間から見える小さな空。それがわたしたちワイナリーの、すぐそばにある風景です。

「どうしてこんな都会の真ん中で、ワイナリーをやろうと思ったんですか?」

ときどきお客様から、そんな風に聞かれることがあります。

新しく仲間になったばかりのわたしにとって、それはちょっとだけ遠い昔の話。
ワイナリーの立ち上げにまつわる挑戦や情熱、苦労や喜び、そして、当時のみんなが描いた「夢」や「想い」。それは、どんなにたくさん話を聞いても、想像することしかできません。

でも。当時の想いはわからなくても。

この「都会の真ん中にあるワイナリー」から見える風景を、わたしは心から愛しいと思っています。

あめ降りのワイナリー

「こんにちわー!」

ランドセルを背負った少年が、今日もワイナリーの店頭にやってきます。

「あれ?どうした、帰って来るのはやいじゃん」
「そう。他のクラスが研究授業だったから」
「そうなんだ。今日、なんの授業があったの?」
「体育。でも足ケガしてたからできなかったんだよね」
「そりゃ、残念だったねぇ」

じゃ、また来るよ!と、少年は手を振って帰っていきます。彼とは、ハタチになったら一緒にワインを飲もうと約束しています。

「おや、なんですかこりゃあ。醸造所って書いとるなァ」

店先に立ってイーゼル(看板)を書いていると、道行く人から声をかけられます。

「そうなんです。ここでワインを造ってるんですよ」
「ほ~!ここで、ワインを!ありゃあ、たまげた」
「このあたり、お散歩中ですか?」
「そこに見えるビルで、これから飲み会よ。学生時代の、山登り仲間が集うてな」
「山登り!かっこいいですねぇ」
「あっはっは!いやあ、ワインをねぇ、たまげた。なんでも聞いてみるもんだ!」

白髪の紳士は快活に笑い、楽しそうに去って行かれます。ほどなく仲間と合流され、20代に戻った快活な心で仲間たちと盛り上がるのでしょう。

都心にある、ワイナリー。
わたしたちのすぐそばには、誰かの生活があります。

ワインが好きなのに、授乳中だから飲めないの!とお話される女性。
「授乳が終ったら絶対に来るね!」と話す笑顔は、立派で優しい「お母さん」そのものでした。

娘さんとその旦那さまと一緒に来られたお父さん。
娘さんの旦那さまにワインを買ってあげたくて、なんとなくどぎまぎしている様子をそっと見守ります。

ベビーカーのちびっこがわたしに手を振るのを見て、「え?!今、バイバイしてました?!」と、お客様と顔を見合わせたこともありました。

昨日から今日、そして、明日へと続く日常。

日々はあまり変わり映えなく、なんとなく通りすぎていきます。

特別なことなんてない、平凡な日々の途中に、わたしたちワイナリーが「ここ」にあること。
あたり前の風景として、誰かの生活にそっと寄り添えること。

わたしはそんなワイナリーの日常を、ちょっぴり誇らしく思ってます。

さて、そんな日常に寄り添うブックロードの、新人マイコ的ほっこりシステムがあります。

それが今日ご紹介する、「TAPスパークリング」。

これ、なにかというと、スパークリングワイン(※スティルワインもあります)をその場で瓶詰めして持って帰ることができる、という画期的システムなんです。

量は360ml(¥800)と500ml(¥1420)から選べて、「ひとりで飲む」分も、「家族と1杯ずつシェアする」分もカバーできちゃう、ちょうどよさ。

そしてこれがわたしにとっては、「ほっこり」を感じさせてくれるシステムなんですよ…!


たとえばーー閉店の10分前に、息をあげながらいらしたお客様。

「はあ~〜!間に合った〜~っ!」

TAPを汲みに来ようと思ってたら、上司に呼び止められて話し込んでしまったと。そうこうするうちにこんな時間になっちゃって…!と、肩で息をしながら話すものだから、思わず一緒に笑ってしまいます。

こんなカッコいい機械からお出しします

あるいは、びしっとスーツを着こなした会社員の男性。つかつかと店頭に近づいて来られ、皮のバッグからすっ……と取り出したのは、空の瓶。

「……これ、1日バッグに入れてたんですか」

「ええ。そうです」

今日1日のお仕事姿を想像すると、思わずほくはくと笑みがこぼれます。

専用瓶には、スタッフお手製のイラストをお描きします!

バイクに乗って登場された、よく顔をあわせるお客さま。

「あれ?こないだもいらっしゃいましたよね?」
「週末の分、汲んどかないと。週末が乗り越えられないじゃん」

思わぬ真剣さに、「わかります!週末にワイン、必要ですよね!」と真剣に返してしまいます。

美味しそう…!

いつも来てくださるお客さま、ときどき顔を見るお客さま、ひさしぶりにお越しになったお客さま、初めましてのお客さま――

TAPスパークリングを注ぎながら、ひとこと、ふたこと交わされるなにげない会話。

「そういえばこないだ言ってた仕事、どうなりました?」「あっ、ゴールデンウィーク、ちゃんとバーベキューできたんですね!」「次は、なんのイベントに行かれるんですか?」

そんなささやかな時間が「次」に繋がり、すこしずつここで、紡がれていく。
これってなんだか、いいなあと思うんです。

「マイちゃん、注ぐのうまくなったね」
「またひとりでお店番してるの?」
「須合さんのワイン、美味しくなったよね〜。あ、これ、本人に内緒ね」

なによりもわたし自身が、お客様にあたたかく見守っていただいてるようなこの時間。

もしかすると、かつての東京下町って、こんな感じだったんじゃないかなぁ…?なんて、想像したり。

こうして「ときどき顔を合わせる」間柄になれることって、この時代にはなんだか貴重で、胸が暖かくなるのでした。


そんなほっこりTAPシステムは、月額1100円で会員登録が可能です。

お誕生日月にはTAPワインが何度でも半額、ランチにはグラス1杯のワインが無料。レストランをディナー利用できたり、会員限定のイベントがあったりと、なにかとお得なTAPスパークリング。

ぜひ、東京下町ほっこりシステムを、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか!

ご登録はこちらのLINEトークから、もしくは店頭でもいつでもうけたまわっております✨

TAPスパークリングは会員登録をしなくてもご購入いただけます。この場合、ワイン代(※TAP価格+¥1000:360ml ¥1800、500ml ¥2420)とあわせ、別途瓶代¥1000をいただきます。

「最近、手慣れてきた」と常連さんの間でも話題沸騰の(?!)、新人マイコのそそぎっぷり、ぜひ見に来てくださいませ✨

お客さまに撮っていただいた新人ショット!

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葡蔵人 ~Book Road~(ブックロード)

東京の下町にある小さなワイナリー。醸造所を通して、葡萄と人とがつながって幸せになって欲しいという願いから「葡蔵人」と名付けました。だからこそ国産のぶどうにこだわり、日々の生活に寄り添う“笑顔になれる”ワインを造っています!

【アクセス】
東京都台東区台東3-40-2 最寄り駅:JR「御徒町」駅、日比谷線「仲御徒町」駅

【営業時間】
◆ワイナリー(販売・試飲)
月・火・木・金(※水曜日定休日)12:00~15:00、17:00~19:30
土・日・祝 12:00~17:00
◆レストラン
[ランチ]木・金・土・日 11:00~14:00(L.O)
[ディナー]木・金・土 18:00~21:00 ※TAPスパークリング月会員様限定

▼ 詳しくは、ホームページや各種SNSをご覧ください♪

ホームページ:https://www.bookroad.tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/bookroad.winery/
Twitter:https://twitter.com/BookRoad3
YOUTUBE:https://www.youtube.com/channel/UCvPok8nRPeBqNfg3hRiH02w
TIKTOK:https://www.tiktok.com/@.bookroad

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