あらすじ

　これから、惑星ランタナ星Ⅲに水希は向かう。
　惑星ランタナ星Ⅲは、表面のほとんどを海で覆われ、その中に四つの大陸が浮かんでいる。
　植物の種類が豊富で、巨大な樹木が多いところや、人間のように進化した哺乳類がいないことが調査の結果わかったが、それでも奇跡的なほど地球と環境が似ている星だった。
　ランタナに着いた水希はジュリというハハノキに育てられた少年と出会います。
　ついでに、ジュリを追ってきていた謎の男たちとも知り合うことになります。

私の薦めるポイント

　私の薦めるポイントは、二、再会です。
　この場面では、惑星ランタナⅢについた水希が兄である生樹と合流し、惑星ランタナ星Ⅲを案内する所から始まります。
　しかし、水希たちは途中で、追われている謎の少女と出会います。
しかし、この子は少女ではなく少年だった！
　少年は名をジュリといった。
そして、水希たちはハハノキに出会う。
「ワタシ　ノ　ナハ　ハハノキ。
ワタシ　ノ　イノチ　ハ　モウ　キエカケテ　イル。
ワタシ　ガ　イナクナレバ　ソダテテキタ　ジュリ　ハ　イキテイケナイ。
イマノ　ウチニ　ナカマ　ノ　トコロヘ　カエシタカッタ。」
　そう、ハハノキは言った。

　ハハノキとは一体？
　　　　　　ジュリはどうやって惑星ランタナⅢに来たのか？