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【24卒入社】ビジネスプラン発表から始まる社会人1日目のリアル

2024年4月、ボーダレスは新たに2名の新卒入社メンバーを迎えました。これまで起業家採用を中心に行ってきた新卒採用ですが、現在は「新規事業開発コース」を開設し社会人1年目のうちから事業づくりの全てを経験できるキャリアパスを用意しています。

今回は、社会人1日目の様子とボーダレスで新卒入社をすると得られる学びや力についてご紹介します。新卒、第二新卒で入社をお考えの皆さん、ぜひ最後までご覧ください。


社会人1日目は「ビジネスプラン発表」から始まる

一般的な企業では、入社式でスタートすることが多い社会人1日目ですがボーダレスの場合は「ビジネスプラン発表」から始まります。

ビジネスプランとは、解決したい課題の現状と理想の状態を明確にするソーシャルコンセプトをつくることから始まり、ターゲットとニーズ調査、商品(ソリューション)戦略、チャネル戦略などといった実際に事業を立ち上げる上で欠かせない要素をすべて盛り込まなければなりません。

ボーダレスの新卒入社の登竜門のような発表会なのですが、24卒の小山さんと赤石さんも初めての事業計画書づくりに苦戦しながらも、懸命に準備してきた様子が伺えました。

2人が新卒でボーダレスを選んだ理由について、詳しくは内定者インタビューの記事をご覧ください。

内定者の紹介でも触れていた通り、学生時代に行政や民間団体で動物福祉の活動に取り組んできた小山さんは、犬や猫の命と生活が尊重される社会を実現するために、ペット生産・流通を透明化するペットコンシェルジュサービス事業を提案しました。

赤石さんは、近年日本でも問題となっている野生動物による農業被害といった人と動物の軋轢を解決するためにジビエペットフードのEC事業のビジネスプランを発表しました。

初日から体感、起業家同士の支え合いと高め合い

ビジネスプラン発表会には、多くの先輩起業家が参加します。今回は、新卒でボーダレスに入社しすでにビジネスを通して課題解決に取り組む4名の起業家がフィードバックを行いました。

中でも、「取り組もうとしている社会問題の本質的な課題はそこにあるのか」「ソーシャルインパクトを最大化するために、本当に最適な手段なのか」といった意見は、事業プランの脆さと本質を見抜いたものであり、新入社員にとっては新たな発見や気づきも多かったようです。

ボーダレスアカデミーの代表を務める半澤は、「どんなに活躍している人も、みんな苦しみもがきながら今を生きている。どうせなら、社会をよくするビジネスに挑戦してほしいし、自分たちも同じ起業家として対等な関係で接していくので、一緒に社会を変えていこう」と熱いエールを送りました。

社会問題を解決するアイデアが社会実装されるために必要なこと

本気でやりたいなら、とにかく行動しよう。今回のフィードバックを受けて、自分の行動量の少なさ、思考の浅さを痛感したと思います。社会問題を解決するアイデアが社会実装されない理由は、行動しないからです。僕たちの仕事は絵を描くことでなく、行動で社会を変えていくこと。絶対に形にするぞという熱量をもって、とにかく行動してください。」

ビジネスプラン発表後、副社長の鈴木は社会問題を解決するアイデアが社会実装されるために必要なことについてメッセージを贈りました。加えて、仕事をする上で大切にしてほしい2つのことについても触れました。

「仕事をする上で大切なことが2つあります。1つ目が、「仕事の技術」を磨くことです。仕事の内容や事業のドメインによって、大切なことはもちろん異なります。しかし、本質的には、相手が何を考えているか洞察し、理解していくことがとても重要です。その上で、相手に刺さる提案やより良い仕組みの設計ができるようになります。これを頭ではなく、体得することが大切です。

マーケティングやオペレーションに限らず、共に働く仲間とのコミュニケーションにおいても同様です。基礎的な仕事の技術がしっかりと身に付いてさえいれば、臨機応変に対応していくことができます。

2つ目は、「マインドセット」です。社会問題の解決に向けて走っていくには、「自分のことを差し置いてでも、ただ前に進むしかない」というモードに入ることも重要です。この状態になるには、自分がもつビジョンを「絶対に実現したい」と本気で思っているかどうかと、仕事人としての自信が必要です。自信があれば、困ったときに抵抗感なく、助けを求めることができます。自分で抱え込んで苦しむより、助けを求めてスピーディーに問題を解決していくことが一番重要です。

今日できることを毎日全力でやりきっていけば、仕事の技術はもちろんつくし、マインドセットも変わります。だから、この1年は毎日徹底的にやり切って、社会問題に向かって走っていける状態をつくっていきましょう。」

夜にはハイブリッドで新メンバーの歓迎会を実施

1日目の夜には、次世代リーダー育成プログラム「HOPE」の出向者や中途入社者を交えた、歓迎会を行いました。ボーダレスには、あだ名文化がありますが新メンバーにもすでにユニークなあだ名がつけられていました。

また、ボーダレスの新入社員歓迎会では、毎年先輩メンバーが新メンバーにおすすめの本をプレゼントするカルチャーがあります。

今年は、ワオフル株式会社代表の辻田寛明さんから松下幸之助の「道を開く」、ボーダレス・ブルキナファソ代表の原口瑛子さんからヴィクトール・フランクルの「夜と霧」がプレゼントされました。

最後に

新入社員の2人は、ハチドリ電力ハチドリソーラーへの配属となります。急成長を遂げる両事業と圧倒的な行動力と熱量でビジネスを拡大させてきた新卒4年目池田のもとで事業開発の全てを身につけます。すでに、新規開拓のミッションを任されているようです。これからの2人の成長にご期待ください。

採用情報

世界13ヵ国50以上の事業を展開するボーダレスの起業家、事業代表の約半数がボーダレス・ジャパンに新卒で入社し、新規事業開発を経験しています。起業家や事業代表だけでなく、新卒でボーダレスに入社したメンバーの多くが、プロフェッショナルとしてビジネスの力で社会問題に挑んでいます。

ボーダレスでは、通年で新卒採用を行っています。ビジネスで社会問題を解決したい、社会変革を起こす力をつけたい、そんな熱い思いと行動量なら誰にも負けないという方のエントリーをお待ちしています!

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※次年度以降の新入社員研修の内容は変更される可能性があります。


現在、ボーダレスではキャリア採用も新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。

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Text: Kumi Sakata
Edit: Mikiko Mine


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