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【ROOTS TV 裏トーク!】アイヌ文化の伝承者、関根摩耶さんとの出会いの裏側とは?

皆さん、こんにちは!

私たちボーダレスハウスは、浅草橋オフィスの1階にて、国を超えた異文化理解や交流を生み出すコミュニティプレイス「ボーダレスステーション(通称:Bステ)」を運営しています。

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先日公開したROOTS TV第3弾の動画、すでにたくさんの方にご視聴いただいています!
今回は、アイヌの歴史や言語・文化をさまざまな形で発信している関根摩耶まやさんにお越しいただきました。

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このnoteでは「ROOTS TV 裏トーク!」と題しまして、摩耶さんオファーの背景や対談した李さんの想い、そしてちょっとした裏話まで、ここだけの情報をシェアしたいと思います!



オファーのきっかけは、偶然のご縁から

昨年秋ころからのROOTS TV収録スタートを機に、「次はどんな人のルーツを語ってもらおうかな?」とアンテナが張るようになったという李さん。
そうしているうちに、李さんと同じように人のルーツに対して関心のある知人から、「アイヌ文化について精力的に発信している人がいる」と教えてもらったといいます。

学生時代は朝鮮学校で過ごした李さんは、アイヌについて触れる機会もなく、どんなものなのかまったく知らなかったそうです。
そして今回摩耶さんを知ったことで、現在映画でも大ヒット中の人気漫画『ゴールデンカムイ』の作品も読み始めることになったそう。

「アイヌってどんな民族なんだろう?」「どんな人が、どんな文化の中で生きているんだろう?」そんな純粋な疑問から摩耶さんに登壇オファーをしたところ、嬉しいことにすぐにOKの返事が!
収録日までに台東区にあるアイヌ文化交流センターに足を運んで事前のインプットをしつつ、摩耶さんから等身大のお話を聞けるのを楽しみにしていたそうです。

「ルーツに誇りを持つ」を体現する人

幼少期の摩耶さん
アイヌの伝統衣装に身を包んで

「多様なルーツを持ちながら“自分らしく生きる”をシェアする」
それがROOTS TVのテーマであり、ご自身のルーツに誇りを持って生きている姿を発信していくのが目指す場所でもあります。

今回李さんは、「ルーツに誇りを持って生きる」ということがなんなのか、摩耶さんはまさにそのお手本のような存在だと感じたといいます。

大学を卒業後、一般就職をすることなくアイヌ文化を伝える活動をしていく道を選んだ摩耶さん。
その深い知見や、文化・習慣・そしてアイヌを支えてきた方々に対する愛情や覚悟が、力強い言葉の一つひとつからひしひしと伝わってきたそうです。

摩耶さんが最後に語った「生きているだけでみんなが素晴らしい」という言葉。
きっと摩耶さんご自身も、素敵なご家族やあたたかい人々のなかで育まれたからこそ語れる愛情の表れなのではないかと、李さんは笑顔で振り返りました。

実はほろ酔い?対談収録の裏側

地酒を味わうワンシーン

動画の中には、摩耶さんからお持ち寄りいただいた上川大雪酒造さんの地酒をテイスティングするシーンも。

実はこれまでのROOTS TVも、李さんとゲストの方で少しだけお酒を楽しんでから収録に臨んでいたという裏話が飛び出しました!

お酒が入っていた方が会話も弾むし、ここでしか聞けないトークが飛び出したりするかなと思ってます!」と李さん。
毎回学びの濃いROOTS TVには、ちょっと意外な工夫が施されていたようです。

話題の『ゴールデンカムイ』のあの人に似てる…?!

実は李さん、今回の収録の前に『ゴールデンカムイ』の作品に出会い、漫画とアニメにどっぷりハマってしまったんだとか。
偶然にも実写映画が1月19日(金)に公開されたばかりということもあり、対談の中でも度々話題に上がっていました。

話を聞きながら、作中のキーパーソンとして登場する「アシリパ」というアイヌ人少女と摩耶さんの姿が重なって見えたと語る李さん。
映画をご覧になった方も、これからの方も、今回のROOTS TVもあわせてご覧いただくことで、何か違った気づきが見つかるかもしれませんね!



今回の「ROOTS TV 裏トーク!」、いかがだったでしょうか?
Bステでは、今後もさまざまなゲストをお迎えして楽しいメディアコンテンツを制作していきます!
ご視聴いただいた方は、ぜひとも #ROOTSTV をつけて各種SNSで感想を呟いてみてくださいね!

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