ぼろん

のんびりマイペース ゆるっと思い立ったことを文章発信

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最近の記事

待っていたのはそれなのだけど

笑顔が待っていた 知ってる笑顔が待っていた ここに来れば会える笑顔がある 眺められればそれでいい 持ち帰ることなどできるわけもなく 力になりたいのか 力をもらいたいのか 見えるものでもなく 見せれるものでもなく 明かりが灯るとぼんやりと光る その後ろに影ができる  光をつかもうとすると光は影に覆われる 明かりを見ながら少しづつ距離を取り 影に帰っていく 自らが光れば周りに影ができる どんなに光っても足元には影がある 明かりが灯す光はもちろん 見え

    • ぐうたら寝てみては

      何かしなくては  何かに追われて 何かに迫られ 時間を無駄にしてはいけない 何か役に立つことをしなくては 思いはするけど体は動かず まぁいいではないですか 何にもしなくたって 時間が余っていると言う事は 別段しなくてはいけない事はないわけで 自分のやるべき事 自分のしたい事 なかなか見つからないそんな時は何もしない ぐうたらすごす いずれ動き出すことになる その時までの英気を養えばいい のんびり寝ている動物を見ていいなぁ と思うのであれば のんびり寝てみれば

      • すぐそこにあるのに行かない

        有名な建物 有名な観光名所 美味しい飲食店 すぐそばにいくらでもある しかしながら行く事はほとんどない 近すぎて行かない 知り合いが行きたいだったり 他県から遊びに来た人のために一緒に行く 目的がなければ観光地はただの生活の場になる 映画のワンシーンに使用された街は特別に見える 知っているところが出てくるとそれは別世界に見える 思い入れとその場に膨らむファンタジーがあれば どんな場所でも幻想的になる いつも通る道を少し角度を変えて 立ち止まって見てみる そこに

        • 生活のリズム

          普段何気なく生活を送っている 改めて振り返る事はなかなかない 毎日の生活を過ごしているうちに 自分のしたかった事 楽しみにしていた事 楽しかったはずなのに忘れてしまった事 辛かった事なのに忘れてしまった事 写真を見返してみた この季節この時期にこんな事をしていた いろんなことをしていた 写真に切り取られた時間は良い思い出しかない 生活の中のちょっと特別な時間 時間が経ち見返してみる あの時あぁしていたから今の自分がいるのだと知る 楽しかった記憶も辛かった記憶

        待っていたのはそれなのだけど

          一晩の船旅

          海を渡り内地へ たったそれだけで気持ちが上がる 北海道から飛行機で一時間 急いでなければ船で旅をする 夜に苫小牧を出て翌朝仙台に着く 移動を楽しむのが旅の醍醐味だ 出港をするとすぐに 陸地が小さくなり見えなくなっていく 旅の始まり 豪華客船で優雅に夕食を食べショーを見て 本を読んだり 映画を見たり お酒を飲んだり 船内風呂は不思議体験 海の上にいて 風呂に浸かると風呂が波打つ 海風呂の体験 夜のデッキは真っ暗で波を切り裂く音が響く 暗闇の空と海に吸い込まれそう

          一晩の船旅

          友ではなく仲間がいる

          友達ってどこからよ 学生は友達と呼んでいた 今はどこと誰とも知らず 年齢もわからぬ連中と会話を弾ませる 海外の一人旅 友などいない 長距離バスで隣になれば話しかけ目的地までは同じ旅仲間だ 休憩地点で現地のお菓子や食べ物に文句を付け合う 宿が同じなら食事にも行く 旅の情報交換が共通の話題となる 数時間か 一晩か ひと時を過ごしもう会う事はない 同体験をする事 それさえあれば仲間になれる 言葉は多少通じれば問題ない どこであろうと誰であろうと仲間になれる 共通の

          友ではなく仲間がいる

          知識の重み

          歴史的な建物を見たときの感想 古そう 見たことある建物 おっきくて綺麗 建物についての知識を全く持たぬままただ眺めるだけ それでは感動も何もあったもんじゃない 時代背景や建てた人物のこだわりを理解した時 ホォ これはと感動に至る 完全なる理解をするわけではなく その建物に対する愛着が見る目を変え 現物を目の前にした時 大いに妄想にふけれる 古い建物を残し展示しているのは 当時の記憶の残り香を感じるた 現代においても過去の記憶から学び 過去の偉人達を称える 知識

          知識の重み

          羨む人

          一緒にいると楽しくてしょうがない そんな人が一人いると人生は楽しい いつも話が絶えなくて 楽しい空間を作り出す人 羨ましくてしょうがない プラス マイナス 合う人合わない人がいる よく喋る人の隣にはよく聞く人がいる よく喋る人とよく喋る人の組み合わせもよくある ピースの組み合わせは様々だが 噛み合わせがある ピースが合う人間はいる 互いに相乗しあって 自分のないものを羨ましがる 個人の性格 スタンスはなかなか変わるものではない だとするならばそのスタンスを

          飛べないからこそ飛びたい

          空を泳いで世界を見たい 空を飛びたい 自由自在に空を駆け回る 海を越えて見知らぬ島で一休み 雨が降ったら雲の上まで突き抜ける どんな所でもひとっ飛び いつでも空の旅を楽しめるようになった パラグライダーやパラセービング 空中を楽しむ事はできる それでもなお 空を自由に飛びたいのは 開放なのだろう 地面に立つものが 空へと解き放たれる 空中を自由に それは自身を自由に 行動規制のない世界を夢見て 空を飛び回るとは 行動ではなく概念 世界中が自分の眼下に 自由に

          飛べないからこそ飛びたい

          決断して物事が動く

          毎日少しづつ変化し続ける 今日決めたことが明日につながる 予定がないままただ毎日を過ごしていたら 何も変わらないが周りは変わっていく やることに向かって前向きに進む やるべき事がなんなのかわからない時は どう対処すれば良いのだろう 毎日情報が流れてくる 周りは変化し続けているのに 自分は変化しなくて良いのだろうか 新しいことを始めると変化につながる 方向性を見つけて これをやり続けていくと決断し 動いていく それが良い方向なのか悪い方向なのかは ある程度やっ

          決断して物事が動く

          現地のビール

          ぷしゅ ぐび ぷっはー この時のために生きていると言っても過言ではない ビールを開けて 一口目を喉に流し込むときの快感 なんであんなに良いものなのか ビールを飲む状態とは解き放たれた状態 仕事中にビールは飲めないし 運転前も飲めない この後の予定がないのだ そう飲む予定しか 飲めると決まった瞬間に事は始まっていて さて今日はどのビールを飲むか ウキウキが止まらない そしてあの開栓の音 グラスに注ぐ トクトクトクトク あの音 高まって 泡を舐め いざ喉へ たまらん

          現地のビール

          学び舎で結局何を学んだのか

          小学校六年間 中学校三年間 高校三年間 大学四年間 六年遊び 十六年学び 四十三年働く 右も左も判らぬまま 就職活動が始まる 就職とは学生とどう違うの 仕事 宿題 課題 どう違うの 会社行って言われたことやって 評価5 貰えばボーナスいっぱいだよね 小学は近所の学校 選びもしなかった 中学も近所の学校 何人かは私立と呼ばれる学校に行った 高校は初めて選択肢が出てきた ここでようやく自分の立ち位置が明確となる 高校に進んだ時点で次のルートが絞られてくる 点数 数字の

          学び舎で結局何を学んだのか

          顔と数字 景色と数字

          紙なんだよ 紙 紙切れなのだよ  渡すと何でも貰えます 衣服 食べ物 家だって お金 紙幣 数字が書いてある紙 数字がいくら多くたってダメ 顔が違うだろ どこだいこの景色 同じ大きさで顔と数字が書いてあるのに ここでは使えない みんなが知ってる顔 みんなが知ってる景色 それが合っていないとただの紙切れ 数字はみんなで決める この布は100 でもこうして縫い合わせたら10000にする この食べ物は1000 それは傷があるから100だよ この家は1000000

          顔と数字 景色と数字

          田舎暮らし

          山があり川があり畑がある 田舎の自然 山は入ることさえできない 道路の向こう そこは緑一色 川には魚が泳いでいて 岩を退かせば何やらいっぱい 生き物が活動している 畑はじゃがいも なす きゅうり にんじん なんでもある 朝起きて 庭木に水やり 犬の散歩 野菜の収穫 雑草取り 車で街まで買い物 帰って食事の支度 時間を自然に 日が出たら起き 日が高くなる前に準備する 日が暮れる前に作業を終わらす 時間 それは 日の出 日の入り 田舎暮らし 自然を相手にシンプル

          田舎暮らし

          見つめられたら見つめ返す

          野良猫の写真を撮らせていただきました こっち向いた視線のショット 彼らはのらりくらり こっちの都合はお構いなしだ 愛想がいいのはほんの気まぐれ 旅行先で野良猫に会うと ついカメラを向けてしまう その地で会う人見る人 出会う猫 おそらくこの一瞬を逃したら二度と交わることはない そう思うとシャッターを押さずにいられない 人を撮るのは苦手 猫の視線は欲しいのに 人の視線は見れない 撮っているのはこちらなのに 自分が撮られている感覚になる レンズを向ける レンズの中

          見つめられたら見つめ返す

          原始の力

          寒いので焚き火で暖まろう 冬の海で朝日を待ちながら 流木集めて焚火やる 暖まるために焚き火をやっているのだが 焚き火には人を寄せ付ける力がある 真っ暗なよるに火が灯る 暖かいし ぱちぱちと木が燃える音も心地よい 炎が幾度となく形を変え 大きくなり 小さくなり 見ていて飽きない 寒くなってくると焚き火をやる 山や海で ただ焚き火をやる 朝日を見るだったり 鍋を食うだったり 何かに理由をつけて 結局 焚き火をやる 夏はキャンプで だがそっちは肉を食うためである 秋

          原始の力