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時を超えて惹かれあうLOVE PHANTOMとHINOTORI

今回はB'z。

元々ちゃんとロックを意識するようになったのはB'zからかな。小学生の時に名探偵コナンのOPとして使われた「ギリギリchop!!」を聴いて衝撃を受けたんです。

で、その後友人から借りて聴いた「B'z The Best "Pleasure"」。これの一曲目があの「LOVE PHANTOM」です。バンドが作ってきた楽曲の中でも屈指の傑作。定期的にこの世界観に触れたくなっては、その度に鳥肌が立ちます。

学生時代の友人が「LOVE PHANTOM」を聴きながら「これ絶対売れるって分かってて作ってたよな。じゃないとこんなイントロ作んないよ」って言ってて笑った覚えがあります。確かにあのストリングスのみで1分使うイントロは普通なら勇気いるよなぁって思うもんね。


B'zはバンド30周年のタイミングでこの楽曲の続編を作ろうとします。出来上がった楽曲が「HINOTORI」。「一度火が消えてしまった恋心にまた火が着く」というイメージから復活の象徴である”火の鳥”のイメージとつながったそう。

30周年のライブでは「LOVE PHANTOM」の次に同じスケール感の曲が続くよりは一つの大きなかたまりのようにしてはどうか、ということで「LOVE PHANTOM」→(間奏前から)「HINOTORI」→「LOVE PHANTOM」という構成になってますが、この構成本当に素晴らしかった。

作詞をしている稲葉さん曰く

LOVE PHANTOM」→男性目線

HINOTORI」→女性目線

なのだそうですが、結果として1995年(リリース時)に”愛の怪人”が燃え上がらせた炎が、時を経て23年後の2018年に”火の鳥”によって再び燃え上がる。再び燃え上がった炎に魅せられ再度”火の鳥”の前に”愛の怪人”が現れ交わる…

というようなストーリーが見えてきます。

楽曲リリースから23年という経過が一層にこのストーリーを壮大でドラマティックに仕上げてくれています。

B'zの良さってやっぱり二人とも、そして周りを固めるサポートメンバーも本当にプロフェッショナルだから楽曲にちゃんと説得力を感じる部分だと思ってます。稲葉さんのストイックさや、松本さんの演奏に対し真摯に向き合う姿勢とか。

故に上記の「LOVE PHANTOM」も「HINOTORI」も物語における両者の心情の熱量が聴き手にも手に取るようにわかるし、その物語に感情移入しちゃう。

この映像は本当に一度見てみてほしいです。

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