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#4早稲田大学を卒業して新卒入社した会社を半年で辞めた人の話:再度の就活と内定

今回は、過酷な労働環境のベンチャー企業(A社)から抜け出した投稿者が再度就活戦線に戻り、新卒入社することになる会社に内定するまで振り返る。  


1.「ほどほど病」に陥った再度の就活戦線


とにかく「ほどほど」の企業に行きたい!!

労働時間無限、内定時点で新入社員として扱われるハードな環境から逃げ出した投稿者は、再度の就活戦線ではとにかく「給与はほどほどでいいから、労働環境もほどほどがいい」 という「ほどほど病」 になる。
と言っても、大学4年の4月のこの時点では、多くの企業はすでにエントリーシートの受付なんてとっくに終わっていた。

一般職っていいかも?


そこで、投稿者が目をつけたのが「一般職」 の採用枠である。
投稿者の周囲では「 就職=総合職」が暗黙の了解だったので今まで考えもしていなかったのだが、一般職の採用選考は総合職の採用よりも後に行われていることが多かったので、それであればまだ間に合う企業も結構あった。
もともとベンチャー企業の内定者インターンシップを通じて「ハードな働き方は自分には無理」と身にしみた投稿者である。
給与ベースは総合職より低くなるが「ほどほど病」の投稿者にはすごく良い選択肢に見えた。
(実際には一般職だろうが総合職だろうが、A社と比較したらどこも「ほどほど」 になりそうではあるが。)
というわけで、「一般職」も視野に入れつつ就活を進めていく。


2.新卒入社する企業と出会う


たまたま参加した説明会

一般職を視野に入れた就活をしていると、自然と「女子のための就活セミナー」的なイベントへの参加機会が増える。
ここも詳細の経緯は本当によく覚えていないのだが、気がついたらある金融期間の営業職の説明会に参加していた。
分かる人にはすぐ分かると思うが、金融機関の中には99%が女性で構成されている営業部門がある。
その部門の説明会に参加し、若手の先輩社員からのお話を聞く機会があった。
そのご縁で流れに身を任せたていたら、採用面接に挑むことになっていた。

またまた最終面接へ

流れに乗ったまま挑んだ最終面接では、A社の時同様、面接と言うよりも、「うちの部門こんなに大変だけど、一緒に頑張ってもらえる?」 といった確認のような感じだった。
確認事項としては
営業部門なので、当然業績によって給料の上下がある
キッチリ定時で帰れる仕事じゃないよ(具体的には19時すぎることも普通にあるよ)
泥臭い作業多いよ
といった感じだった。
最初から一般職等を目指している女子学生なら、多少引いてしまう内容も入っていたかもしれない。
だが投稿者は「労働時間無限」 のA社から逃げ出した身である。
「19時まで残業することもあるけど大丈夫?」は、
遅くても19時に帰れるの?!めっちゃホワイトじゃん」に変換された。業務内容の泥臭さなど、A社の経験を考えれば何も問題にならない
しかも、営業がうまく行けば、めちゃくちゃ給料をもらえる夢のある仕事。営業は潰しが効く職種なので数年後転職するという道もある。


3.内定、ついに就活終了

というわけで、最終面接での数々の脅し(は言い過ぎだが)をものともせず、投稿者はこの金融機関の営業部門に就職を決めた
こうして無事大学4年生の5月に就活を今度こそ終了した。
残りの大学生活はバイトしたり卒論に追われたり、卒業旅行行ったりしてテンプレ通り楽しんだ。
そして、翌年の4月ついに社会人となるのだった。

〈つづく〉

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