土の骨

物はどうしてこんなに綺麗なのだろうか? 今年の目標→とにかく突っ走る

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物はどうしてこんなに綺麗なのだろうか? 今年の目標→とにかく突っ走る

最近の記事

私は物になりたかった

私が物だったならば 学校にも行かなくてよかったし 人から急かされることも 身の丈以上に期待されることもないのだろう 何もせずただぼーっと物を見つめられること とても幸せだと思う どんな時でも物は綺麗で素朴で ニッコリと笑いかけてくれたり ただ遠くを見つめていたりする その姿は ここに君がいてもいいんだよって言っているみたい どんなに私が汚い存在でも それでもいいよって言ってくれているみたいで 優しいなと思う 二人っきりになると 物は話しかけてくる さっきはびっくりしたね

    • 陶芸でうなぎの蒲焼きを作って、非日常的な写真を撮ってみた

      こんにちは。 まだ毎日暑いですね。 暑いといえば夏バテ。続く暑さに食欲がなくなる人も多いかと思います。 夏バテに効く食べ物といえば、うなぎの蒲焼きが筆頭に挙げられることが多い気がします。うなぎは栄養豊富で、なんと縄文時代から食べられていたとか。 うなぎといっても、うな重、うなぎの蒲焼き、ひつまぶし、うざく、う巻き、肝の串焼きなどなど様々な料理方法があります。 みなさんはうなぎの蒲焼き好きですか? 私は好きです。見た目がとても好きです。 うなぎのタレがてらてらと輝いていか

      • 箸置きの三郎ができるまで

        今、働いている先で置かせていただいている三郎という箸置き。 ありがたいことに、ぽつぽつと売れているのでまた作ってみた。 三郎が焼き上がるまでの工程を書いてみようと思う。 形を作る部分は写真がないのでカット。 ここが一番重要なのかな? 作り方が見たかった方はごめんなさい。 大抵コップや器だと、成形し終わってから1週間ほど乾燥させる。 置物のような中が乾燥しにくいものは、1ヶ月ほど乾燥が必要になる。 三郎の場合は、小さいため成形が乾燥も早い。作り終わってから5日ほど乾燥させれ

        • 陶芸でかぼちゃを作ってみた(習作)

          自分自身の事を好きになるには、好きな事をするしかないらしい。 人は大体自分のことは嫌いらしいけど、好きな事をしている間自分が好きになれるそうだ。 確かにその通りだと思う。自分のことは好きになれないかもしれないけれど、私は自分が好きなことをしている時間が好きだ。 私には出来ない事が多くて苦しい時でも、本を読んだり、文章を書いたり、何か物を作ったりしているとなんだか満たされる感じがする。 陶芸で作品を作っている時間が好き。でも、楽しい反面少し怖い。うまく作れなかったらどうしよ

        私は物になりたかった

          本当に左手の感覚は鋭いのか?実験してみた

          私は右利きなのに左手の方がずっと器用で感覚が鋭い。大抵細かい作業は左手で無意識的に行なっている。 左手で物に触れると圧倒的に脳に伝わってくる情報量が多い。周りの人もそうなのかと思ったが、私が聞いた限りでは両手で感覚の差あまりはないみたいだった。 私が陶芸の土で作品の大まかな形を成形する時は左手をメインで使っている。その間右手は作品を支えている役割を担っている。細部の作り込みは道具を使うので右手で成形している。 そこで私は考えた左手メインと右手メインで成形した作品の両者では

          本当に左手の感覚は鋭いのか?実験してみた

          才能に憧れて

          才能がある人達には自分の世界が見えているのだと思う。そういう方の話を聞いているうちに彼らから漂う宇宙のような広がりを感じる。あの人の頭の中ではどんな世界が広がっているんだろう可能であれば覗いてみたい。人が考えていることを直接スクリーンに写せて共有できればいいのに。でも見えないからこそ面白いのかもしれない。 「私にはこれしか無かった」そんな風に信じて生きられたらいいのにな。なるべく後悔せずに生きていきたい。生きるってことは面倒くさくて大変なことの積み重ねだと思う。全く同じ日な

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          物を作り出す事の難しさ

          物を作り出す時、必ず頭の中でアイデアが浮かんでから作る様にしている。私は陶芸で写実的な野菜や木の実を制作したことがある。その時に考えていたことや今の現状を書き残しておこうと思う。 まず、制作したいものがどの様なものなのかを脳内で設定してから、時々その事について考える。ハッと頭にアイデアが閃いた時、まずはクロッキー帳に描きアウトプットしてからそのアイデアが本当に価値があるものなのか見極める。 見極めるには一度そのアイデアから離れなければならない。そうすることで、自分のアイデ

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