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認める

7/2425は、大阪は伝統ある天神祭でした。コロナ対策ということで、祭りを盛り上げる様々な行事は中止して、細やかに開催されました。お神輿、祭囃子、屋台もなくなんだか寂しいものでした。しかし祇園祭は盛大に開催してました。その賑わいは凄いもので、人々はお祭りを待ち望んでいたんだろうと想像がつきました。それぞれ主催者のお考えがあると思います。それぞれに難しい判断だったろうと思います。その判断を尊重します。

と、簡単に認めてしまえば楽になります。なぜ簡単に認めることができるのか。それは自身が明らかに第三者であるからです。自身がお祭りの開催方法や可否について遠い位置にいて、そこにとやかく言う立場にいないから「認める」ことに精神的なハードルが低いんです。

翻って麻雀で考えてみます。自身は4人打であれば1プレイヤーとして当事者です。ゲーム内で起こる様々な事象に、自身が積極的であったり消極的であったりと違いはありますが関わることになります。その結果に対してとにかく近いのです。

天鳳や雀魂などで、トップを取ったらあまり牌譜を見直さなくて、ラスを引いたら原因を探すプレイヤーは多いと思います。その際に、自身の判断に対して反省点を見つけるだけなら健全そのものです。ところが、同卓した他のプレイヤーの選択に口を出し始めたらヤバくなります。あの鳴きはなんだ?リーチに対してそれ切る?などなど言い出して粗探しを始めたら沼にハマっています。他のプレイヤーを操作することなんてなかなかできるものではありません。

そこで、全ての出来事や他のプレイヤーを「認める」ということを意識してみましょう。片山まさゆきさんの「牌族!オカルティ」のオカルトシステムNo.1「対戦相手にリスペクト!」に通じるものです。

これは単行本最終7巻に掲載されています。20048月初版発行。

僕がこの考えに辿り着いたのは雀荘経営を始めてから。1996年に29歳で始めましたが、経営者としては右も左もわからない状況でした。2000年あたりに難波でイーソーを開業。紆余曲折あり大変な時期を過ごしていました。そんな折に妻と知り合い、彼女の麻雀に対する鷹揚さに感化されました。彼女は、どんな結果になっても他のプレイヤーを絶対に悪く言わないんです。それからは結果に一喜一憂することが少なくなりました。

皆さんも良かったら全ての出来事や他のプレイヤーを「認める」ってやつをしてみませんか?楽になり、麻雀がより楽しくなりますよ!


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