朝2時過ぎに目が覚める。朝といえるかどうか。深夜じゃねえか。丑三つ時だ。藁人形を木に五寸釘で打ち付ける時間ではないか。
　どんなに遅く寝ても早く寝ても、体内時計が、セットしてあるようだ。最近ではWBCを最後まで見るので、寝不足気味だ。もっとも無職の身、昼寝をしようと思えば、いつでもいくらでもできる。WBCも米国に渡ったら、試合は朝なので、もう寝不足はない。
　2時に起きて、何をするか。まずは洗濯をする。最初うるさいかな、とも思ったが、どうやら静かに洗濯機は動いてくれるようなので、電源を入れる。真っ暗なうちから、外のベランダに洗濯物を干す。
　次は子供の朝食の準備である。以前は家族分作っていたのだが、最近は、息子はダイエットで朝飯を抜くし、妻は仕事でいないことがあり、いても自分でする、といったので、それ以来していない。かくいう自分も朝と夕は食事を抜いている。それで体重を維持している。
　ちなみに子供と息子と書き分けたのは、どっちがどっちだか紛らわしくなるからだ。子供は嫡外子で、息子は嫡子だ。長男、次男という分け方ができれば、いいのだろうが、戸籍上、後に生まれた嫡子の息子が長男になっているので、それも書けない。読んで不思議に思った方もいると思ったので、補足しておく。
　子供は朝5時に起きて朝食を摂り、6時には仕事に出かける。そのため彼の朝食の準備をするのだ。彼自身で朝食の用意をすることは、できないことはないのだが、ガスが使えないので（危ないから）僕がする。
　それが終れば、いよいよ本番、NOTEの記事を書く。2時に起きてから、この時間までに書くネタを考える。どうしても手前みそな発想しか思いつかない。時事問題について書いてもいいのだが、スキの数が少なく、この老人の日々を書き綴ったほうがスキが多い。どうしてなのかはわからないが、僕自身、自分の生活を書いた方が書きやすい。
　そういうわけで、今日は朝2時に起きる自分の生活を書いた。