プロ野球開幕したってよ

 WBCの興奮も冷めやらぬ中、日本、アメリカでプロ野球が開幕した。我がドラゴンズは開幕戦を苦戦の末、取った。WBCの影響で、巨人の大勢が登板を避けてくれたおかげで、9回、集中打で逆転勝ちすることができた。同じくWBCに出場していたキューバ代表の中日ライデルマルチネスは早々に負けたので、開幕に間に合って、登板することができた。
 その意味で言えば、WBCの日本勝利のおかげで勝ったようなものかもしれない。
 それにしても中日小笠原の熱投のせいもあろうが、巨人打線には迫力がなくなってきた。開幕で、あのメンバーである。オコエが1番とかありえん。坂本もスキャンダルのせいかどうかはしらないが、覇気がない。中田翔が全打点を叩きだしただけのことであった。投手陣もどうなってんの?という感じだ。開幕投手が海のものとも山のものとも知れぬ外国人投手だし(これもWBCのおかげで戸郷が出なかったから)ドラゴンズの拙攻がなければ早々にKOされていたはずだ。
 それにしてもドラゴンズ打線は岡林、大島の1,2番はいいが、クリーンアップが相変わらず、荒が目立つ。高橋周平が9回に殊勲打を打ちはしたが、それまでに巨人投手陣を攻略して欲しかった。もっともそのおかげで、劇的な9回の逆転劇が生まれたのではあるけれど。
 これでドラゴンズはマジック142である。今年はなんとか優勝してほしい。きっと今年もダンゴレースになるだろうから、クリーンアップいかんでは優勝もありえるだろう。エイプリルフールではない。投手陣はロドリゲスがいなくなったとはいえ豊富なのだ。
 あとは監督の采配次第である。
 

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