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老後資金を考える

 今月20日から確定給付企業年金が支給された。何のことはない退職金の2/3を分割で3ヵ月に1度貰えるだけのことだ。退職金を一括で貰う人も多いが、特別おカネに困っている訳でもないし、利子が生じるので、企業年金の形にした方が得かな、と思いそうしただけである。
 これが10年続く。旅行の資金にもなるし、家のメンテナンスにも使えるので、生活の隠し玉である。とはいえもともと退職金なのだから、パッパラ使わず、老後の備えに取っておかなければなるまい。
 老後の資金というのは実にグレーである。元気で長生きしてもカネはかかるし、変な病気になって長期入院ともなれば、これはもっとカネがかかる。
幾ら持っていればいいか、何て以前問題になったのが「老後2000万円問題」である。これには家にかかる費用とか医療介護の費用とか、自家用車や子供の結婚資金といったものは含まれていないので、実際は5000万円必要という説もある。
 幸い我が家は車は持ってないし、マンションだし、子供の結婚も今のところ期待薄なので、そこまで資金はいらないかもしれないが、夫婦どちらかが寝たきりになったらやばい。ピンピンコロリで死ぬのが一番理想だが、そうなるとは限らない。やはりカネはしっかり管理して運営していかなければならない。遊びにも使うけどね。
 


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