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災害

   8月26日午後10時半頃地震があった。北九州小倉は襖が揺れた程度だったが、それで目が覚めた。僕は寝るのが早い。午後7時か8時には寝ている。それから立て続けに広島や山口にいる友人からLINEが飛んできた。皆、地震そのものよりスマホの地震警戒警報のすさまじい音にびっくりしたようだった。こっちの方は鳴らなかったが、あっちの方はすごかったようだ。震源地は周防灘。最大でも震度3程度の津波の伴わぬ地震であった。
 だいたい北九州は滅多に地震など起こらない。これまで30年以上住んできて3回ほど小さい地震があった程度である。台風被害も滅多には起こらない。70年程前にに門司で大水害があったらしいが、歴史の1頁に埋もれてしまっている。
 原爆も最初小倉に落とすはずだったのが、前日に行った八幡の空襲のおかげか視界が悪く、長崎の方へ予定を変更したという。
「北九州は神様から守られている」と北九州生まれの妻は力説するが、なるほど酷い災害には縁がない。八幡東区や若松区のように山の崖に作ったような家が多い割には被害状況は聞かない。
 しかし研究によると南海トラフ地震が起こった場合、北九州も震度5クラスの地震が来る可能性があるらしい。また北九州市にも福智山断層帯、小倉東断層帯と活断層があり、いつ動くかわからない。
「天災は忘れた頃にやってくる」を小学生の頃、「天才は忘れた頃にやってくる」と信じていて、なんのこっちゃという感想を抱いていたことを思い出した。
 日本全国決して安全な所はない。気持ちを引き締めて用心するに越したことはない。



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