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勝手に抜粋バージョン #もの書き100問100答

最近タイムラインを賑わせているのが、こちら。

#もの書き100問100答

書くのが好きな人なら、質問を読むだけでも楽しい。読んでいるうちに、あら不思議。なんだか答えたくなっちゃう。

#もの書き100問100答 のたのしみ方
1.全問答えてみる
もちろん答えにくい・答えたくない質問は飛ばしてOKです!
意味不明な質問があったら、どうかお許しを🙏

2.気になる質問だけ膨らませて書いてみる
全問は無理だけど、これはぜひ答えてみたいなと思う質問があれば、1問からでもぜひ✨

3.書くネタに困ったときのヒントにする
「もうnoteのネタが尽きた」なんて思うとき、ネタ探しに使ってください

どれも「書く」や「創作」にまつわる質問で、100個もよく思いついたなぁと感心しきり。ぽのこさん、スゴイ!!

100個ぜんぶ答えるのも面白いんだけど、深堀りしたくなる質問があったので「勝手に抜粋バージョン」でお送りします。

4. いつから創作を始めた?


わたしにとって、創作(創作って言ってもいいのか・・・という疑問は残りつつ)の第一歩は、note。それまではブログも書いたことなくて。

初めての投稿が2019年2月だったので、創作をはじめて約3年半。書き手としてはまだまだ未熟。

「いつから創作を始めた?」の他の方たちの回答を読んで、めちゃくちゃ驚いた。小学生のころから書いて(描いて)いた人がわりと多く、みんなキャリア長いわぁぁぁぁ、と。

子どものころから、小説、詩、マンガ、イラストなどの創作をしてたんだって。えぇー、スゴイ!幼いころから創作していたら、想像力が培われるんだろうなぁ、感性が磨かれるんだろうなぁ、観察力も身につくんだろうなぁ。

子どものころから創作って、うらやましい。

そこで、自分の小学生時代を思い出してみる。ほとんどが外遊び。缶蹴り、鬼ごっこ、馬落とし。ゴム跳び、ドッジボール、ケンケンパ。

なんか「昭和感」がすごい。

刈り入れが終わったあとの田んぼを走り回ったり、川に向かって石を投げたり、友達と自転車で目的もなく遠くに行ったり。

なにかを創作するなんて、まったく思いつきもしなかった。作文や読書感想文も苦手だったし。ところで、読書感想文ってどう書くのが正解なんでしょうかねぇ。本のあらすじはどれくらい書けばいいの?っていつも悩んじゃう。いまでも。

8. 創作していて一番幸せな瞬間は?


noteは週イチ投稿なので、これまで書いた記事は210本くらい。この210本と向き合った時間を、改めて思い返してみた。

この3年半で「創作していて一番幸せだなと思う瞬間」が少しずつ変わってきました。

書きはじめたばかりの頃は、あぁでもないこうでもないと時間をかけ、書いて消して書いて消してをくりかえし、いつになったら完成するの?と思っていた。

書きながら道筋が見えてきて、ようやく「書き上げた」瞬間、そのときが1番幸せだった。

自分なりにゴールテープを切った感覚

それは、うまく書けたかどうかとは関係なく。創作することがまだヨチヨチ歩きだったので、上手な書きかたも知らなかったし、上手に書こうとも思っていなかった。

そのとき感じていた幸せは、なにもないゼロから生みだしたよ、やり切ったよっていう気もち。やり切った感で満たされていた。文章自体は稚拙だったけれど。

noteをはじめて2年目くらいになると、自分の考えを少しずつ文章で表現できるようになっていった。このころから、かな。書きながら自分の思考がクリアになっていくのを感じたのは。

文章で表現すると思考の整理ができて、脳内の見晴らしがよくなっていく。

霧がかかっている山道をずんずん歩いて行って、頂上に着いてみたら、霧が晴れて視界が広がった。そんな感じ。山のぼりしたことないけど。

見渡す限り、雲のない景色。脳内がそんな状態になった瞬間「あぁ、幸せだな」と感じるようになった。

それから半年後。書きながら、自分自身で思いもよらなかった気もちや思考に気づく瞬間が、ときどきあった。

え?わたし、こんなふうに思っていたの?こんなことを考えていたの?

自分で書いているのに、自分で驚いた。

深層心理が文字として表出した、という感覚。自分でも認識していなかったような思考や感情が、PCのキーをとおして画面にでてくる。コレ、とっても不思議。

書きながら自分の内面を客観視しているような、そんな瞬間。それは、驚きとともにとても幸せな瞬間。

ようやく外に出てこれたんだね、この気もち。よしよし、よく頑張ったね、と自分の感情のカケラに愛おしさすら感じた。

数か月前、創作していて一番幸せな瞬間がまたアップデートされた。

それは、はじめましての方にわたしのエッセイが届いた、という体験。

いつも読んでくれる方の心に、わたしの文章のなにかが残ったかもしれない。もちろん、そんな体験はとてもありがたいし、スキップしたくなるくらい嬉しいのは間違いない。

でも、note住人以外の人たちや、いままで一度も接点のなかった通りがかりの人が、貴重な時間を使ってわたしのエッセイを読んでコメントまで寄せてくれる。こんな幸せなことはない。

あぁ、届いたんだ。いま、このエッセイを必要としているタイミングの人たちに、届いたんだ。




多くのコメントを目の前にして、誇張ではなく涙が出た。嬉しくて。幸せで。

これが、noteのスローガン「つくる、つながる、とどける」の「とどける」なんだと実感した。

「創作していて一番幸せな瞬間」、これからもそんな瞬間を積み重ねていけたらいいな。創作を通して、いままで見たことのない景色をもっとたくさん見れたらいいな。

それもすべて、書き続けてこそ

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というわけで。

#もの書き100問100答、勝手に抜粋バージョンを書いてみました。

質問は全部で100個あるので、この調子で1回の投稿につき2,3の質問に答えていけば、あと50本くらいnoteを書けるのでは?わたしは週イチ投稿なので、この形式であと1年は書けそう(本気?)。

さて、#もの書き100問100答は、あるお祭りの企画なんです。そのお祭りがコチラ。


「真夜中インター」創刊、おめでとうございます!!!

この文芸誌メンバーの豪華なこと。わたしが大好きな書き手さんたちばかりです。奇跡の顔ぶれ!とホクホクしちゃう。

書き下ろし作品もあるなんて、読み手としては最上級のハピネスです!諸手を挙げて応援していますよーーーー。

真夜中インター
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予約期間
 6月27日(月)〜7月10日(日)まで

掲載作品
野やぎ
  ・ヨシダは死にました+他短編ふたつ
  ・寝てるきみの横で(エッセイ・書き下ろし)
 
山羊的木村哲也 
  ・ハイライト
  ・28歳
  ・真夜中インター(書き下ろし)
 
小野ぽのこ
  ・顔を隠す人
  ・イエローメッセンジャー(書き下ろし)
 
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  ・ミッドナイト・フライ(書き下ろし)

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なぜ「真夜中インター」を創刊することになったのか、その裏話はコチラのマンガで読めます。裏話って、なんでこんなに面白いのかしらねぇぇぇ



大切な時間を使って最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたの心に、ほんの少しでもなにかを残せたのであればいいな。 スキ、コメント、サポート、どれもとても励みになります。