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『十六夜日記』は誰のもの

誰が書いたとか何の話かも覚えていないのに、

「十六夜(いざよい)」

この言葉だけは覚えていた。今宵は十六夜。

『十六夜日記』は阿仏尼という人が書いた作品だ。成立は鎌倉時代。読みたいけど読んでいない。すべて漫画になってくれればいいのに。

歴史や古典は大体漫画で覚えている。漫画になっていればとりあえずは1回ぐらい手を取る。これまで読んだ作品を時代毎に分けてみよう。

〜700年代(奈良時代まで)

藤崎竜『封神演義』/篠原千絵『空は赤い河のほとり』/里中満智子『アトンの娘』/里中満智子『天上の虹』/同『長屋王残照記』/同『女帝の手記』

800年〜1500年代(平安時代~安土桃山時代)

大和和紀『あさきゆめみし』/さいとうちほ『とりかへ・ばや』/海野つなみ『後宮』/上田倫子『リョウ』/篠原千絵『夢の雫、黄金の鳥籠』/大和和紀『イシュタルの娘~小野於通伝~』


1600年〜現代(江戸時代~令和)

上田倫子『蘭と葵』/赤石路代『AMAKUSA 1637』/よしながふみ『大奥』/渡辺多恵子『風光る』/半藤一利、能條純一『昭和天皇物語』


歴史は暗記物という誤解

いつになったらこの誤解が解けるのか?

歴史は思考する学問だ。人が織りなす何よりも熱い物語だ。戦いの勝者の証なのだ。人が実在した事はどうやったら証明できるのか。起こった事はどうやって証明するのか。どうやってあの分厚い教科書と年代と出来事が作られていると思っているのか。阿仏尼が記した『十六夜日記』を、「あれ?これってほんとのこと?」と疑った人とがいて。何が正しいのか、何が間違っているのか?疑って、信じて、実在した証を立てた人達が織りなす物語なのだ。歴史は。

今もその一瞬。教科書に飽きたら漫画を読んで。漫画に飽きたら、小説を。

過去に生きた人や出来事が歴史となり漫画になること

私は歴史が好き過ぎる。私は好きだけど、苦手な人も多い。だからちょっと熱く語り過ぎてしまった。今日挙げた漫画作品は漫画としても面白い。歴史上の人や出来事としてはどうか。いずれも有名な人や出来事が取り上げられている。有名だけど、ホントは何があったのか、その時、その人は何を思っていたのか。そうであっただろう事実を元に可視化したのが漫画だ。創作だけど、ワクワクする。歴史系の漫画は大好きな歴史と漫画がコラボしているのだから私にとってはごちそうだ。

それでも歴史は続いていく。

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