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映画館側の窮状

前回、映画館の苦労も知らずに言いたいことを述べましたが運営側の言い分も検討してみようと思います。今年になって老舗のミニシアター(名古屋シネマテークと京都みなみ会館)が続々と閉館いたしました。
コロナ禍での自粛や制限もなくなり、
さぁこれからという時に・・・なぜ!?
私が思うに機材を貸し出しているリース会社の
免許更新にかかる費用がコロナ禍で体力のない
映画館に重くのしかかったのではないかと推測しております。
大企業が運営するシネコンと中小企業(あるいは個人)のミニシアターでは資本の差は歴然としております。シネコンではデジタル設備を取り入れる代わりにフィルム🎞️設備は残さないという契約だそうです。ミニシアターはデジタル設備は取り入れつつもフィルムは残すという
体制を保っております。
フィルムでしか見れない名画や、それにこだわりのある作家やアマチュアのためにも残されてるそうですし、観客にもありがたいです。

シネコンとミニシアター

フィルム文化を絶やさずに残していおられる
シアターが今後無くなっていくと、もうフィルム上映は二度と戻らなくなってしまいます。
話変わって、このサブスク時代にレコードの売り上げがCDを上回っているそうです。
映画でも今後アナログ(フィルム)回帰になる可能性があります。その時にフィルム上映する映画館が残っているのか疑問です。
もうフィルムは博物館か海外でしか観れなくなってしまいます。

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