2024年3月15日の試合結果はドローでした。

勝つために練習してきたので、ダメだったという気持ちが強いです。

ですが、それと同じくらい試合が終わって感謝の気持ちが溢れ出てきました。

今回は、「私をプロボクサーにしてくれる存在」についてその方を思い浮かべてながら書いています。

試合には、母と父、姉、友人、職場の上司、前の職場の方や後輩、ボクシング関係の知人達が応援に来てくれました。

家族だから、友達だから、同僚だから、挑戦する私を応援しに来てくれました。とても嬉しかったです。

そんな中で、私のことを女子ボクサーとして、プロボクサーとして応援に来てくださった方がいました。

私はボクサーとしては、スキルも実績もない選手です。

この間は、高校生の全日本に出ている子にマススパーをしてもらいましたが、もしもこれがスパーリングだったら肋とか骨折れてたな、生まれ変わって子供の時からボクシングをやらないと追いつけないなと思うくらい実力差を感じました。

毎日一生懸命練習したからといって追いつけないレベルの選手達が周りにいます。

そういう人達を見ると、自分のボクシングは幼稚園生レベルだなと思ってしまいます。

それを自分自身感じているからこそ、私のことを一人のボクサーとして応援しに来てくれて、たとえ勝てなくても「会場で応援できて幸せです。かっこよかったです」と言ってくれて、それがどんなに嬉しかったことか。

こういう方がいるお陰で、私はプロボクサーでいられるんだなと。

もしもプロボクサーにならなかったら、リングに上がらなかったら、こんなことを感じることも、出会えることもなかったと思うと、プロボクサーになれて、プロボクサーとして応援してくる方がいて幸せだなと思いました。

今のこの気持ち、感謝の気持ちを忘れないようにこうして書き留めています。

※普段は外資系コンサルをしているアラサー女子のプロテスト合格までの道のりを記したいと思い、note始めました。
無事にプロテストに合格することができたので、合格するまでの道のりについて、苦労したことやこれからボクシングを始める方やプロテストを目指す方に役に立つ情報を共有したいと思います。