あの頃のわたしへ

高校生のとき
摂食障害になったことがある。

当時はまだ、「摂食障害」という
言葉がそんなに出回っていなくて
すっかり回復してから
20年程前の、当時のことを振り返ると
コレだったんだなぁ、と思う。


当時はとにかく体重が増える事が嫌で
口に入れるもののカロリーは
本や表示をみて、記憶していて
カロリーを摂らないようにしていたし

毎日片道45分の通学路を早歩きで
往復していたし
時間があれば散歩していた。

ときどき、取り憑かれたように
甘いものを大量に食べては
便秘薬を飲んで、お腹をくだすようにしていた。

家族が用意してくれた食事には手を着けず
野菜や水など、決まったものばかり食べていた。


そんな当時の自分に

在っていいんだよ。

と言ってあげたい。

学校が、集団生活が好きじゃなくても
同世代と仲良く出来なくても
家族と考え方が違くても


存在していいんだよ。
ちゃんと幸せだよ。
愛してるよ。

自分を隠さず、殺さず
ただ、ただ、そこに在れば
相応しい場所は用意されるからね。
幸せだからね。

と伝えたい。


紫色のパーマヘアの
ファンキーな看護師のおねい様に
まる出しにしたお尻に
たくさん注射を打って貰ったね。
※痩せすぎの為、ホルモン治療した


文化祭、体育祭が気乗りしなくて
祭りの間、校内のトイレを掃除しまくってたね。
※暇つぶし、掃除好き


いろんな人に痩せすぎ、って心配されるし
病的って言われることもあったし
サイズの合うお洋服も、なかなかなかったね。

そんな君も、なかなか面白いじゃないか。

世界はひろくて温かい。

君にちょうどいい世界は
優しく君を受け入れてくれるよ。

在るがままで在ったらいいよ。

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