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【6】恋愛依存体質を苦しめる2つの思考

前回からの続きです。


恋愛依存の海の中で彷徨っている時に
自分を苦しめる思考には2種類あると私は考えています。

1.相手をコントロールできない苦しみ
2.自己否定や無価値感による苦しみ

1.相手をコントロールできない苦しみ

例えば、

・彼が自分の望みを叶えてくれない
・彼の気持ちが不安でコントロールしたくなる
・会わない間に他の人を好きになってしまいそうで不安
・毎日連絡が欲しいのに、彼はくれない

など、自分の不安を埋めるために「相手をコントロールしたい」と思った時に生じる苦しみです。

相手の感情や気持ち行動は、相手のものなので自分の思い通りにならないことは頭では理解しているものの、自分の思い通りにならない時に「私の事を愛しているのに、なぜ言う事を聞いてくれないの」などと苦しみが生まれることになります。

2.自己否定や無価値感による苦しみ

もう1つの苦しみは自分を否定してしまう苦しみです。相手をコントロールしたくなるという気持ちを抱いた自分への嫌悪や劣等感などがそれにあたります。

例えば、
・愛する彼をコントロールしたくなる自分はダメな人だ
・もっと器を大きくしないと愛されるわけがない
・私が本音を言うと嫌われるに違いない
・恋愛依存の自分が本当に嫌い
・重たい女だと嫌われそうで怖い
・こんな私は愛されるはずがない

このように、「恋愛依存である自分」への否定感や「見捨てられるかもしれない」という無価値感、「恋愛をしていない自分」への自信の無さなどの自分を否定する思考が、恋愛を通じて様々な形で湧きおこってきます。

恋愛は「幸せに感じるためにはとても大きな経験」です。しかし、恋愛に夢中になったためにこのように自己否定感や無価値感を感じるようになってしまうと苦しみが伴ってきます。

そして、1と2の思考は複雑に絡み合い、苦しみを生み出していきます。

自分への否定感や無価値感が劣等感を生む

相手への不信感やネガティブな思考が生まれ
相手をコントロールしたくなる

そんな自分をまた否定してしまう

というループに入りこんでしまうわけです。

そんな風になってきた時こそ、「恋愛依存」と上手く付き合っていくためのサインだと考えています。自分の思考を良く知り、手放せるところは手放し、そのままで良い所は残して上手く付き合っていきましょう。

次回は、恋愛依存体質の思考の癖についてご紹介します。

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