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自腹15万円でグロービスのクリティカルシンキングを受けたら「救われた」話。

こんばんは、10日連続投稿中のこつぽんです!

「10日連続バッジ」欲しさに、連投頑張ったので一旦ここでひと息つきます!(毎日投稿は目的じゃないので、これからもゆるゆると!)

きっかけ

これは前職(求人広告営業)で働いていたとき、社会人4年目~5年目の話。

尊敬する先輩たちからの言葉がきっかけだった。
「そろそろ思考系鍛えたら?」
「クリシン受けたら救われるよ」
※クリシン:クリティカルシンキングの略称

数字は長いこと低迷期で、顧客ガチャは外れクジばっかり、最終的には大外れの上司ガチャも(笑)。余談はさておき、お客さんと向き合うときも、社内調整をしてるときも、ずっっっと自分の中のもやもやが消えなくて。小手先の営業じゃなくて、何かを根本的に変えないと劇的に成長することもないし、きっとこの先もずるずると働くんだろうな、それだけは嫌だ!!って思ってた。

当時、「イシューからはじめよ」を薦められて読んだけど、結構難しくて、ただ書いてあることの本質がいつも先輩が言ってることそのまんまで。その先輩信者だった私は、先輩の考え方これだったのか!って衝撃だったのをよく覚えてる。

同じタイミングで、3人の先輩と上司に「そろそろ思考系だな!」って似たようなこと言われて、新卒の頃からずっとお世話になった先輩たちには見抜かれてたんだなあって(笑)。やっぱり今なんだ、残業を言い訳に後回しにしてたらダメなんだって焦ってた。

なんだかんだ月日が経った社会人5年目の秋(2021年だからちょうど1年前くらい)に、やっとグロービスのクリティカルシンキング(※通称クリシン)を受ける決意をした。コロナ禍で会社の制度からしれっとなくなってたので、自腹15万円で受けた。

グロービス/クリティカルシンキングとは

・グロービスとは
今回、グロービス経営大学院の【単科生制度】を利用した。1科目から受講ができる。

・クリティカルシンキングとは

・授業内容

隔週で3時間×6回の講義だった。私はオンラインを選んだけど、オフラインも可能で、一方的に話を聞いてる授業ではなく、ほとんどディスカッション形式で進む。(※数人のグループに割り振られる。)オンライン特有でチャットも活発だったし、発言の「量」と「質」も成績の評価に直結する。

毎回の予習と復習は必須。特に予習に関しては、事前に把握していないと授業についていけないし、グループディスカッションで迷惑かけることになるので。。。残業生活の中でなかなかハードだったけど、仕事とは違う脳を使ってるから気分転換みたいな不思議な感覚だった(笑)。

出席、授業中の発言、そして評価ウェイトの高いレポート。正解のないことを突き詰めるにあたって、めちゃくちゃ大変だった。個人的には時間を確保するのが難しすぎて有給取ったレベルですwww

同じ授業を受けてる人同士のコミュニティページがあり、授業外でも振り返りや宿題のアウトプットの場として活用していた。とにかくインプットとアウトプットのサイクルを回すイメージ。

気づき

・自分は井の中の蛙

新卒から5年間、同じ会社の同じ部署(※細かな異動はあれど大まかには変化なし)でずっと働いてて、会社内の常識に染まりきってる自分が怖くなった。無意識に当たり前だと思い込んでたことは、会社から一歩外に出れば全く関係のないこと。

新卒からのプロパー社員を大事にする文化の会社だったから、特に営業部署は先輩も上司もその会社しか知らない状態。なのに、ほかの会社よりも自分の会社がいちばん!みたいに思ってる人が多くて、素直に無知は罪だなって思ったし、洗脳されてるようで気持ち悪いなあって違和感が大きくなってしまった。(※退職したとはいえ、たくさんお世話になったし批判するわけじゃないですが。。。)

(たまたま私が参加した回の)授業に参加してる方々のほとんどは、30代半ば~40代男性でいわゆる中間管理職の立場の方々だった。当時の私が働いてた会社は、20代後半~30代前半の課長は男女ともにたくさんいたし、30代半ば~40代は部長や役員クラスだった。正直、グロービスを受けるまでは、社会人5年目で中々昇格できない自分に焦りと不安が募るばかりだったけど、一歩外に出ればまだまだ若い方(若さにあぐらをかきたいわけではなくて)で、なんだ、生き急がなくていいじゃんって気が楽になった。

当たり前だけど、ほんとうにいろんな人がいた。バックボーン、業界、職種、年齢、キャリアの築き方とか諸々。営業先でいろんなお客さんと出会ってきたつもりでいたけど、まだまだ知らないことだらけ。もっと早く、会社の外の景色を見に行けばよかったなあ、自ら関わりに行けばよかったなあ、ってちょっと後悔したレベル。会社外で関わる初めてのコミュニティだったし、視野が広がってすごく大きなきっかけになった。

・学び続ける、新たに学び始める大事さ

職業柄受けた「求人広告取扱者資格制度」を除いて、お恥ずかしながら、社会人になってちゃんと勉強をしたのはグロービスのクリシンが初めてだった。大学生までは、律義にいろんな検定は受けてるタイプだったけど、社会人になってから完全にしなくなった。良くなかったなあ(語彙力w)って反省。

特に、今回のクリシンは、得意や好きを伸ばすというよりも、自分の「苦手」に徹底的に向き合う目的だったからしんどいことも多かった。

目標にしたこと(※当時の宣言より)
・自分の考えを論理的に言語化し、相手に正しく伝えられるようになる(脱イエスマン)
・思考のクセを把握することで、意識的に自分の考えを整理+言語化し、習慣として身につけたい
・客観的な視点から顧客課題に向き合い、本質的な課題解決を実践できるようにする

目標が達成できたかと言えば、完全にYESではないけど、当時クリシンを学んでいなかったら、もっともっと自分が苦しんでたのは確実。ずっともやもやしてたことは、鍛えることで解決できるって知れた。(まだまだ言語化への苦手意識は拭えてないけど。)その意味では、「クリシンで救われた」のは事実だし、退職する勇気というか決断に繋がったひとつの要因。

クリシンを受けて社外に目を向けてなかったら、今も会社に残ってずるずるしてたかもだし、SHElikesに出会って新たな勉強を始めたりコミュニティに入ることもなかったかもしれない。やっぱり「人生は伏線回収」なんだよなあ。(※「20代で得た知見」より。いつかこの本についてもnote書きたいと思ってる。)

しばらくはSHElikesでのコース受講にもっとちゃんと向き合いたいと思ってるけど、これから先も興味のあることや、自分が課題に思ってること、いろんなことにアンテナを張って、学び続けていきたい。やっぱりなにごとも「無知は罪」

最後に

また思いのほか長くなってしまった。。。過去のことを思い出してnoteを書き始めるとすぐ懐古厨な感じになっちゃう~(笑)しかも全然クリシンの内容そのものには触れてないっていう。。。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!

余談ですが、当時のダウンロード資料を会社支給PCに保存したままで私用PCに移行しそびれたオチwww退職前にバタバタしてて全然頭になかったんよね。手書きメモと、グロービスのマイページは残ってるけど。15万円分があああああ。

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