時々　私が居住している所の田舎っぷりを記事にさせて頂いていますが、田舎には田舎の楽しみもあります。
それは、春から初夏にかけて。
食いしん坊の私は、大好きな季節です。
何せ、春から初夏にかけての味覚が、取り放題！で裏庭に出てくるんです！

せり、よもぎ、ユキノシタ、ノビル、ふきのとう、ふき、たらの芽、山椒、等々。
時期がずれるので　全部一緒にはたべられませんが、ふきやユキノシタなどは、期間が長いので、何度も楽しみます。
ノビルは、おひたしや油炒め、ふきは、煮付けて、きゃらぶきにしたりしますが、圧倒的に多いのは　やはり、天ぷら！
大好きです。
ふきも、ふきのとうだけでなく、出たばかりの小さめのふきの葉っぱを天ぷらにすると、パリパリで、ふきの香りがふわっと出て美味しいんです。
よく、裏から取ってきて作ります。
ただ、一度大変な目にあった事がありました。

　その日、せりがたくさん採れて、
「よし！他に幾つか採って天ぷらにしよう！」
と、張り切って　食べられる野草を探します。
その時は　せりの他に　よもぎ、ふきの葉っぱ
山椒の葉っぱ、ユキノシタ、タンポポが採れました。
タンポポは、ちょっと苦味があるのですが、天ぷらにすると苦味が押さえられて美味しいです。(苦いのが苦手な人はやめた方がいいかも。)
で、それらを洗って、全部天ぷらにして、ノビルも採れたので、味噌炒めにして、
「今日のおかずは０円でーす。」
とか言って、ホクホクしながら食べました。
主人や、子供達は自分の好きな物だけ食べていましたが、私は全部好きだったので　全種類を食べました。

そして、二時間ぐらい経って、・・体が痒い！猛烈に痒い！
蕁麻疹が首から下、身体中に出ました！
でっかい発疹がボコボコできました。
私だけ。

山菜、野草の類いは灰汁が強いものが　多いんですよね。
まあ、灰汁の強い野草を食べすぎたんですね。
体が処理しきれなかったんですね。
食い意地張ってた結果ですね。
夜間診療で、お薬を頂き　すぐ治りましたが、何事もほどほどが大事ですね。
でも、やっぱり野草の天ぷらは　大好きなのでまた、春になったらほどほどに楽しみたいと思います。

これから冬に向かうと言うのに、春の野草の話し・・・。
食い意地の張っている光川を　やれやれ　な目で見逃してください。

ちなみに、ヘッダーの美味しそうな写真は　お借りしたものです。
ありがとうございます。

皆様の上に　たくさんの幸せがありますように
　　　　　　　　　　　　　　　　光川　てる