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ねがい

普通にこそ価値がある。
「普通に」幸せは一昔前のかなり幸せに相当すると思う。

特別な信仰はないけれど毎朝、神棚と仏壇に手を合わせる。
「昨日も家族が皆、病気もなく怪我もなく交通事故もなく無事に一日を過ごさせていただき有り難うございました。今日も皆が病気もなく、怪我もなく、事故に遭いませぬようお守りください。今日も一日、私は一生懸命働いて、勉強して社会に貢献いたします。今日も一日よろしくお願いいたします」

夕食前にも今日一日無事に過ごせたことへの感謝を神棚と仏壇にする。

一日の始まりと終わりの儀式のようなもの。
見えないものに見守られて生かされていることへの畏敬の念。

僕は人生に絶望し、出口の見えない暗闇の中を一人、うずくまる苦しい時期があった。そんな時、僕を励まし、勇気づけてくれた人がいる。もう2度と再会できないかもしれないけれど、だからこそ今現在まっすぐに清らかに生きていく、そんなことがささやかながらも恩人へのお返しになると思う。

お世話になった人たちに見せても恥ずかしくない生き方をする。
そう心に誓って毎日を丁寧に生きることがどんなにか、素晴らしいことだろう。

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