今、幸せだと思うこと

私は、発達障がいの当事者でありながらも、幸せと思えることがいくつかあります。

① 自由に動けること
私は、当事者でありますけど、ぱっと見だと健常者だと思われますが、実は精神障がい(発達障がい)持ちです。ただ、五体満足な分、自由に動き回れるのはとても幸運だと思っています。ただ、できることはバスや新幹線などで遊びに行くことはできますが、飛行機乗って遠距離旅行をしたことがありません。でも、できることは近場での旅行でも十分ですし、経済的管理がしっかりしていれば後は問題ないのですが…。やっぱり経済的なことはもちろん、健康なうちに色々やっておいた方がいいですね。

② 普通に恋愛ができる
よく発達障がいの当事者は、恋愛とか、友達できにくいとか言われますけれど、全くそんなことはありません。ただ、私も昔そうでしたが、当事者本人も過去の人間関係のトラウマで、相手を傷つけたら怖いとか、そうやって自分を責めたりして結局自ら人間関係作ろうとしなくなるんです。私自身、トラウマはありつつも、なんとか健常者(ここでは定型発達)と同じように人付き合いもできるようになりましたが、いじめのトラウマでなかなか積極的に関わる勇気がまだありません。でも、相手に何も支障なければ別に問題なく、自由に行動してもいいのではないかと思います。

③ 環境に恵まれている
私自身、昔は友達にも職場にも容姿にも全然恵まれないとか悩み続けましたが、思えば家もあるし、愛猫もいるし、家族も健全だし食うには困らないし、それって環境に恵まれているのだと気づきました。ただ、物質的な幸せよりも、非地位財的な幸せを得たかった気持ちは大きいです。だから精神的幸福を得られなかった分だけ、何かでグランプリか1位か、とにかく自分が錦を飾るような成功を収めないと人に認められないってずっと思ってました。でも、そんなの一時的な幸せでしかなくて、結局地位財的な幸せなんて長続きしないと気づきました。自分には何の取り柄がなくても、ただ毎日笑い合える仲間がいればほんとに幸せなれるならほんとにそれが一番だと思います。

私はまだ最低限のことしかやれてないですが、最初はほんの些細なことからはじめてみることで、徐々に行動範囲を少しずつ広めていくような方法でやっています。だから、無理にいきなり大きなこと始めるよりも、些細なことから始めてみて、慣れたらどんどんいろんなことに挑戦してみるのもありです。まずは、できることからやってみましょう。

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