見出し画像

私の中のコーヒー革命

「コーヒーを好きになったきっかけは?」

初めて聞かれた質問に不思議と即答できた。

実家では、両親が毎朝濃いブラックコーヒーを飲む。

私も自然と幼い頃からブラックコーヒーに馴染みがあった。

これが好きになったきっかけかは分からないけど、私のコーヒー好きの原点だ。

いや、コーヒー好きなんて名乗るには恐れ多い!コーヒーの世界ってなんか深そう…笑

漠然と今も謙遜してしまう。

でも、今日少しだけ胸を張って「コーヒー好きです!」と名乗れる気持ちになれた。

私にとってのコーヒー革命は、45分間のワークショップ。

たったその時間だけでこんな感情になれているんだから、やっぱりコーヒーって引き続き奥が深い。

参加したのは「Belleville」というお店のワークショップ。

日本には下北沢にしかないパリ発のお店で開催されていた、サイフォンコーヒーの入門編。

私たちに身近なのは、フィルターを通すドリップコーヒーだろう。

私も「サイフォンってなに?」という初心者としての参加をした。

そのワークショップで最初に聞いてくれたのが「コーヒーを好きになったきっかけは?」だったのだ。

その質問だけでもなんだかワクワクした。「私ってやっぱり結構コーヒー好きなんじゃん。」と単純だけど、そう思えた。

質問のあとは、いざサイフォン!

まず基本的なことを店員さんが教えてくれた。

私が素敵だと思ったのは、サイフォンが日本に根付いた理由だ。

「サイフォンコーヒーは抽出に時間が少しかかるんです。その待ち時間に本を読んだり、ゆっくりと過ごすことが日本人に合っていたんですよ。」と店員さんは説明してくれた。

日本人の穏やかさ、待つ時間も感じて楽しむ精神を証明してくれるようなエピソードに私も当事者として、勝手に誇らしくなった。

世界的にもクイックコーヒーというものが、好まれたりするらしい。

実践では店員さんの見本の1杯と、自分でチャレンジする1杯の1発勝負。

抽出中の混ぜ方と火から離すタイミングが明らかにズレていたので、店員さんの味とはまた違うものになった。

たしかにどちらもおいしい。でも、味の段階が違う。…そんなことを言うとプロっぽくなってしまうが、本当に違う!

私が抽出したものは飲んだ瞬間「苦っ!」と思わず言ってしまうものだった。(おいしいのは大前提)

店員さんのは、苦くもあとからまろやかで酸味も少し感じられる。

初心者でも味の違いがわかる…!店員さんの丁寧な説明の賜物だと思った。

さらに驚いたのは、少しだけ冷めたときの味。

私は冷めたコーヒーが嫌いだった。酸味が強くなってしまうから熱々コーヒーが1番おいしいと思って堂々と生きて来た。

しかし、サイフォンで淹れたコーヒーは圧倒的にまろやかさが残っていて酸味のようなパキッとした味にはならない。

熱々コーヒーではなくても「おいしい!」と声に出して言ってしまうほど。…今までの生き方を見直します。

ここまでたくさんのことに驚かせてくれたワークショップ。

店員さんがコーヒーを好きになったきっかけや今思い描いている夢も聞かせてもらった。

勝手に店員さんにも愛着を湧かせ、今まで苦手意識があった浅煎りコーヒーもその店員さんがオススメしてくれたのでチャレンジする目標もできた。

ネットでもコーヒーの知識は手に入るかもしれないけど、人と対面した方が情報は温かい。

こんなにも感情が動いた45分間はとっても貴重。

最高な1週間の始まりになった。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?