双子用ベビーカーで、日中過ごすことが多くなってきた頃からある違和感を感じ始めた。
長男の表情が明らかに次男と違っていた。

無表情とかそういうのではなく、無邪気に笑っていても、それが意味があっての事なのか、わからない時があった。母子手帳を振り返ると、生後10ヶ月頃までは次男と変わらない成長発達の記載があった。

でも、考えてみると、左手の動きだったり、寝かせ付けの時敏感で寝てもすぐに起きたり、スイングベッドで揺られて寝るのは次男で、長男は抱っこしないと寝てくれなかったり、あれっと思うことが多かった。

一歳を過ぎた頃から明らかに次男と違う事に気付いた。それを医師に伝えても大丈夫と言って何もしてもらえなかった。とりあえず1歳半検診まで様子見ましょうと言われた。娘の時と同じだった。

一歳を過ぎてからは、娘と次男が言葉の発達が早かった分違いが顕著になってきた。
一才四ヶ月、まだ早いかなと思いつつ、また職場復帰をした。保育園の先生に、この子普通じゃないかもと伝えたが、そんな事ないですよと言って信じてもらえなかった。

心配なまま、職場復帰を迎えてしまった。
小児循環器病棟に復帰になった。障害があるかもしれない子も含めた３人の子育てをしながらやっていけるかどうか、不安な毎日が始まった。