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行動経済学(ナッジ)を学級経営に‼

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

私は最近、『行動経済学が最強の学問である(相良奈美香)』という本と出会って、行動経済学に関心をもちました。

行動経済学とは、人間の行動を理解する学問。
人間はあたかも、自分で主体的に意思決定しているようで、実は周りの状況に決定させられている…面白いですよね。例えば
・レジ前に足跡があると自然とそこに並んでしまう
・便器に印があるとそこにかけようとする
なども行動経済学の考えを使ったものだそうです。

すごい学問だなぁ。面白いなぁ。と思っていたところ、それを学級経営に活かしている「長髪教諭@ナッジの人」さんの記事にたどり着き、それ以来たくさん勉強させてもらっています。


何よりも胸にぐさっと刺さっているのは、「強制」によって子どもを動かすのではなく、子どもたちにより良い意思決定を促して変えていくという先生の心構え。ナッジというとどうしても相手を思い通りに動かす手立てとイメージしてしまったのですが、決してそんなことはなく、きちんと意思決定できる人を育てることを目的としていること。

私は恥ずかしいですが、これまで強制という安易な方法を取ってきました。ある程度強制して、ルールやマナーを守る状態をすぐに作る。そうやってある程度の強制力が働くことで、自分たちでルールやマナーを守るようになる。自分自身で判断できるようになった!…そんなやり方を取ってきました。でもそれは、先生が怖いから守っているに過ぎず、自分自身での意思決定ではなかった…。

長髪教諭@ナッジの人さんの記事に出会って、そんなことを痛感させられました。皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

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