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先生ってやっぱり子どもを動かすプロなんです!

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

先日、町内会で子どもたちを集めて楽しむイベントがありました。イベントでは、たくさんの景品が用意され、ゲームをしながら景品をゲットしていく遊びが1時間、餅つきをしておしること豚汁を食べる時間が1時間設定されていました。子どもたちは始まる前から大ハリキリ!

仕切りは町内会の幹事の方が担当してくださいました。さあ、いよいよゲームがスタートすると…。子どもたちはテンションマックスで走り回っているし、いつもと違うからどうすればよいかが見えず、全くスタートラインに並ぶことができず…。始めのパン食い競争では、口で取ろう…だけど手でとっても…モゴモゴ…という説明で混乱。次のビーチフラッグでは、また並べず…。最終的にほぼ同時にフラッグをとってどちらも譲らず、重い雰囲気に…。そして、1時間設定されていた遊びは20分程で終わり、時間が大幅に余る事態に。

決して町内会の方を責めたいのではありません。逆に、忙しい中子どもたちのために一生懸命企画してくれて感謝です。ありがとうございます。ただ!先生が1時間でレクを企画したらこうはなりませんよね?

先生が1時間のレクをするなら…

まずは指示ができるように、注目を集めます。並ぶ場所と何列かをはっきり指示して、大半の子が動けますよね。そうなったら、話が聞けなかった小さな子達をこちらで誘導。

遊びはとにかくルールが命。全体に周知します。ポイントは曖昧さを残さないこと。あとは、距離が近いとバラけずに順位が判定しづらくなるので、ある程度確保する。

そして見通し。おそらくそれぞれ10分くらいで終わるから、残り40分でできる遊びを考えるか、設定時間を短くするか…

先生ならこのあたりのことを瞬時に判断して動きますよね。これって、やっぱり経験なんだと思います。経験を積みながら、子どもの動かし方、予測ができるようになっていく。だから子どもを動かすプロなんだと思います。

先生って、教員免許を持っていますが、学校を辞めたとき引く手あまたか…といえば決してそうではありませんよね。転職市場では、特別なスキルがある訳では無いし。でも、自信をもっていいのかなと思います。やっぱり子どもを動かすプロなんです。


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