見出し画像

息抜きコラム/ついに我が子が友達を怪我させた…

今回は全然息抜きじゃないです(汗)勤務中に突然妻からの着信。めちゃくちゃ慌てた様子で話を聞くと…



  • 友達からのパンチに、たまたま持っていた水筒で反撃

  • 走ったら駄目のルールを無視してお友達に激突し、怪我させる




これを我が子がたった一日でやらかしたようで…



これが昨日の話。友達は軽い青あざが出来てしまって…ご家族にお手紙を出しました。先生は親御さん同士での接触は大丈夫と言うのですが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


ついにこの日が来たか…と戦々恐々。私の小学校時代は教師からの体罰、親からの体罰、子供同士の乱闘騒ぎ(笑)日常茶飯事でしたが現代は違います。


否時代は関係なく暴力は何も生まない事を、私は大人になって理解したのです。そんな私が我が子に何をしてあげられるんだろう?悩みました。


今日は仕事も休み。一緒に宿題を早々終わらせ16時頃から二人で散歩に出ることに。


昨日妻に散々叱られた彼はいわゆる【叱られ待ち】状態。とりあえず駅まで一緒に歩きます。道中他愛もない話をして、昨日の事を聞いてみます。


  • 何故そうなったのか?

  • どうすれば良かったのか?

  • それに対して、どう思った?



子「仕返しをするんじゃなかった」
私「そう?パパならパンチされたらやり返しちゃうかも」
子「でも、そしたらまた仕返しされちゃう」
私「そうだね、それって終わりがないね」
私「なんだか戦争みたいだ。じゃあ次はやられたら辞めてって言うかい?」


こんな話をしていました。


私は自分の小学校の頃の話をしたり、自分の考えを素直に言ってみたり、とにかく彼と一緒に考え「次はこうしよう」「同じ事が起きないように、こうやってみよう」と二人で決めました。


唯一叱ったのは、友達のパンチに対して水筒で反撃したこと。パンチでやり返すならまだしも、武器を使うなんて!たまたま包丁を持っていたら、君はそれを使ってやり返すのかい?



「人は勢いでとんでもない事をしてしまうから」「水筒で叩いた君の友達が今生きているは偶然だよ」「友達はそれ以上仕返しをしてこなかった。今君が生きているのは偶然かな?」


うーん。こう書くと小学二年生には難しかっただろうか。私は親から体罰で徹底的に指導をされてきた人間です。だからこそ、暴力ではなく言葉で解って欲しい。


解らないなら、考える時間を与えたい。解らないし正解が無いのなら、一緒に考えたい。そのどちらも私の幼少期には無かったから。



二人でたくさん話したけれど、結局答えは出なかった。でも最後は「過去は変えられない」だからこそ「君の申し訳ない気持ちが伝わるように頑張ろう」やってしまった事実は変わらないけれど、自分次第で「未来は変えられる!」となりました。



気付いたら駅に歩き着いてしまい、そのままノリで電車に乗って。適当な所で降りて、ご飯を食べて帰りました(^^; 子供の暴力という問題に対して、私はどうしてあげたら良かったのか。私も、もう少し考えてみようと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?