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【超要約】心

今回ご紹介するのは

▪️著者 稲盛 和夫

『心』

人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものである。

人生は心のありようですべてが決まっている。

どんなにつらい境遇にあっても
ただ前向きに進み

できうるかぎりの努力を重ねて
いかなるときにも自分の心を美しく
純粋なものに保っておくことが

自分の可能性を大きく開花させる
秘訣』である。

善なる動機を持てば、成功へと導かれる

自分だけが利を得ようとする邪(よこしま)な心を持つ人は、
やがて没落する人生を送ることになる。

利他』を動機とした行為は、
そうでないものよりも成功する確率が高く
めざましい成果を生み出す

利他』とは
相手を思いやる優しい"心"
他のために尽くそうと願う"心"
のあり方である。


もっとも深い"心"は、宇宙へと通じる

人の心の奥には「」があり、
そのさらに奥深くには「真我」がある。
その外側に「知性・感性・本能」があり。
真我」とは、万物の根源ともいえ、
宇宙の心」と全く同じものである。
そこから発した「利他の心」は、おのずと
ラッキー」な出来事を呼びこみ、成功へと
導かれる!
「宇宙の心」とは「大いなる意志」とも言える。

手書きのメモ



人生の目的とは

私たちは
を手に入れたり、地位名誉を求めたり
それらに執着し日々自らの欲得を満たすために奔走してしまいがちだが、
そうしたことは人生のゴールでも、目標でもない。

人生の目的とは
まず一つに""を高めること。
いいかえれば、「魂を磨くこと」にほかならない。
そしてもう一つ
人のため、世のために尽くすこと
すなわち、『利他の心』で生きることです。





人のためにできる限りのことをする

そもそも『利他』という言葉の意味は実にシンプルです。
する」ー
隣人のために何ができるかを考え、自分がなしうるかぎりのやさしい行為をしてあげる
たったそれだけのことで、けっして大仰なことではないのです。


経営者に大切な心のあり方

大学に行けば、経営論を学ぶことができるし
経営者のノウハウを教えてくれるところはあるかもしれません。
しかし、経営に大切な"心"のあり方とは、どういうものかを教えてくれる場はありません。

そんな経営者の人たちに、これまで培ってきた体験や知恵を役立てるためにと思い、始まったのが「盛和塾」です。


成功させる秘訣「あきらめない」こと

目の前に立ちはだかるのが、どんなに高い壁のように見えても『かならず越えられる』と思うことが重要である。
ダメだと思ったときが仕事の始まり」である。
今まで全てのプロジェクト(仕事)を成功させた秘訣は、ただ一つ「あきらめないこと

壁を越える



すさまじい「思いの力」

人が営むあらゆる行動を生み出すものが「思い」であり、まず"思う"ことなしには、何事も現実に現れてくることはない。
いかに困難な目標も、最大限の意欲能力を引き出し、不可能を可能にするものー
それが「思いのもつ力です。


正しきを貫く

正しいことは正しいままに貫く覚悟が必要である。
正しい道を進むものにはどうしても困難な苦しいことにあうものである。
だから、どんなに難しい局面にあっても
それが成功するか失敗するか
または自分が死ぬか生きるかなどには
少しもこだわってはいけない
これは天が与えてくれた試練であり
心をさらに磨くためのチャンスである。


成功のための犠牲

成功を手にできないでいる人たちは、
自分の欲望を犠牲にできていない人たち。
もし、成功を願うならば、それ相当の自己犠牲を払わなくてはならない。
この上なく大きな成功を願うならば、
この上なく大きな自己犠牲を払わなくてはならないのです。


すべては"心"に始まり、"心"に終わる

純粋で美しい心を持っていなければ
何事もうまくいくことはない。
つねに心を磨き己を高め続けていれば、
いかなる苦難に見舞われようとも
運命は必ずやさしく微笑み返してくれる


最後に

著者 稲盛和夫さんは決して順風満帆な人生を送られてきたわけではありません。
幾度となく、ピンチに陥っても
まわりから「不可能だ」と言われようとも
自分自身のことを誰よりも信じ、成功することを信じ、あきらめなければ必ず結果に結びつくことを体感しています。

そのためには、ビジネスにも人生においても
小手先の技術や戦略でもなく
天才的な才能や優れた能力でもなく
"心"のあり方が何よりも大切であることを伝えています。

私たちも、どんなマーケティングやトーク術などを学ぶよりも、まず先に
『今の自分』がまわりにどう映っているか
を見つめ直すことが、何よりも最優先ではないでしょうか?

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