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バナナの魅力を100文字で伝えてください

今回、ご紹介するのは

◾︎著者 柿内 尚文(かきうち たかふみ)
編集者、コンテンツマーケター
1968年生まれ
東京都出身、慶應義塾大学文学部卒業
読売広告社を経て出版業界に転職
これまでに企画した本やムックの累計発行部数は1000万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』

人は「伝わったこと」で判断する

たとえば新商品を発売するとき
すばらしい商品ができても売れないことはよくある
↪︎売れない理由は、商品の魅力が伝わっていないからです

伝わらないものは、存在していないことと同じ
だからこそ、
伝えたいことはちゃんと伝える必要がある


人は伝わったことで判断する

「言わなくてもわかってもらえるはず」
「わざわざ伝えなくても大丈夫」
↪︎心の中など、見えない部分は伝わりにくい
言葉にすることでしか、相手には伝わらない


「伝える量」と「伝える質」

伝え方の課題は2つあります
1つ目は
相手が理解できていない、忘れられてしまう
↪︎繰り返し伝えなければいけない
「伝える量」を増やすことが必要

2つ目は
抽象的すぎる、わかりにくいなど
↪︎話がつまらない
「伝える質」を高める工夫が必要


「伝わる」ってそうゆうことか!

問題
「バナナの魅力」を一言で教えて下さい

答え
酸味と甘味のバランス(著者の場合)

解説
バナナの美味しさは甘味だけでなく、絶妙な酸味があることでバランスと質がとれている!
↪︎バナナの美味しさの『構造』がわかった

大切なことは
何かを身につけるときには、まず『構造』を知ることで、全体像や本質的が理解できる


「伝わる構造」の理解

「伝わる構造」には
ゴール設定
↪︎何のために伝えるのか目的を決める
納得感
↪︎相手に内容を理解してもらう
相手ベース
↪︎「伝えること」≠「伝わること」
 「伝わる」は相手が理解すること
見える化
↪︎相手にイメージさせる
聞く力
↪︎とにかく相手の話をよく聞く
親近感
↪︎聞く姿勢、人間関係をつくる
信頼感
↪︎もっとも大切な信頼関係まで作り上げる


「伝わる技術」の習得

伝わる技術には
比較の法則
↪︎「見た目はイマイチだけど、味は美味しい」
フリオチの法則
↪︎「どこにもないと思ったら、10軒目のお店でようやく見つけた」
ファクト(事実)とメンタル(感情)の法則
↪︎「うまい、やすい、はやい」
うまい(メンタル)
やすい、はやい(ファクト)

他にもたくさん技術はあるが、今回は一部抜粋です


「実践(行動)」


実践(行動)には
無駄な努力はしない
↪︎そもそも伝わっていないという前提から始める
「やさしさ」を意識する
↪︎相手になかなか伝わらないとき、イライラは相手にすぐ伝わる
「怒る」と「不機嫌」は伝わらないを生む
↪︎イラっときたら、3秒深呼吸する
「言わなくてもわかる」の悲劇
↪︎離婚する人もいる


最後に、この本を120%活用するためには

「伝える」と「伝わる」とはそれぞれ主体が違う!
相手のことを想う優しさがあれば
相手のことに目を向け、話を聞いて、信頼関係ができたときに初めてこちらの声が相手に届く

伝わる」とは伝えたい相手の心に
印象+記憶』を残すことでもある

ただし、どんなに「伝わる」仕組みや、スキルを学んでも、実践するときは「聴く」ことが大切である

自分の想いを「伝える」ためには
相手が「伝わる」姿勢になるまで
話していることを「聞く」だけではなく
相手の本心に耳を傾けて「聴く」姿勢を
自分が日頃から心がけること大切である

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