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大槻凛花さんに突撃取材

春休みが始まってから1か月ほど経ちました。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

今回私は、卒業設計最優秀賞を受賞された大槻凛花さんに取材してきました!4年生にしかわからない卒業設計のリアルなどをQ&A形式で綴っています。是非ご覧ください!

〇卒業設計を通しての感想や思ったことを教えてください!

 思ったことは、意外とぬるっと始まってぬるっと終わったことかな(笑)私は、先輩の手伝いを1年生の時も2年生の時もしていたので、4年生が一体となって「やるぞー!」みたいな雰囲気を感じていて、卒制ってこんな感じなんだって思っていたんですけど、実際に4年生になってやると、あれ、始まってる、、からもう終わるの?!っていう後輩目線で見た先輩方の勢いみたいなものを割と実感するとなくて、(笑)それが最初の感想ですね

〇卒業設計でのテーマはどのようにして決めましたか?

 テーマは、最後の最後まで決まらなくて、どうしようかなって悩んでた時に、竹内さんから「最終成果物どうするの?」っていわれて、割と1年から3年まで模型にずっとこだわってて、「模型作りたいです!」って言ったら、「それなら何でもいいからとりあえず模型100個作りな!」って言われて(笑)
100個?!100個どうやって作ろう、、って考えているときにだんだん自分の中でのポジショニングマップができて、そこに当てはめて作った方が楽かなって思って作りました。そこで、作った100個の中からいいなと思った空間の条件って何だろうっていうのを考えていって今のテーマにたどり着いたので、最初にものすごくやりたいことが1個あったとかではなかったです。

 就活も忙しかったけど、就活を通して自分が何を大事に生きてるか、自分は何が好きなのかを見つめなおすこともできました。自分のポートフォリオを作ったりして、最後の最後だから自分が1番やりたかったことって何だったんだろうって考えました。

卒業制作模型写真①
卒業制作模型写真②


〇演習や課題に取り組むうえで意識していることは何ですか?

 何に関してもなのですが、絶対途中でやめないことを意識しています。色塗りとか模型作りとか最初なんとなくでやって、いったんここまでかなって思ったとこまでやると、あれ、大丈夫かな、あってるかなとかそういう不安がでてくることが第一段階で、そのあとにそれを貫き通すといいものになると思ってます。だから、もうちょっとっていう+αで全然印象が変わると思ってて、完成図のその先に行けるように取り組んでました。

〇四年間通して一番大変だった演習は何ですか?

 一番大変だったのは、エコハウスかな、(笑) 
私的に2年生から3年生の壁がすごく厚くて、3年生になった瞬間毎週プレゼンアップやって発表やってで、毎週あからさまな考えのブラッシュボードが必要になって、毎週目に見える成果が必要になって1週間の作業量が比じゃなくなっていきました。そういう意味で今までとのギャップが一番大きかったのが3年生でした。

〇芸工大ならではの学びや好きなところはありますか?

 芸工大ならではだなと思うところは、1人1人に対する求めるものがものすごく大きい所だと思います。全員の前で発表するっていう機会も他の学校は少ないと思うので、そういう意味で自分を伝えることがものすごく求められる大学だなと思います。

〇下級生へのメッセージをお願いします!

 卒業制作が終わって思うことは、納得いかないことをしょうがないで飲み込むんじゃなくて、納得いかないなら4年間ずっと根に持っておいた方がいいと思います。納得いかない評価をもらう課題は絶対にあると思うし、その気持ちをよくわかんないけど先生たちがそう言ってるし、じゃなくて納得いかないんですけど!っていうのを次の課題にぶつけられるように、そこで負けた、って思わないで、伝わんなかった自分を悔しいと思い続けていた方が原動力になるかなと思いますね。だから、課題とかで納得いかない評価をもらったときはそのことを忘れないで卒制まで持っておくといいと思います!

今回の投稿のQ&Aは以上となります!
最後までご覧いただきありがとうございました!

この取材を通して、人に伝えるには、自分を知らなければ伝えることができないと感じました。自分は何が好きなのか、自分自身と向き合い、見つめなおす春休みにしたいと思います。皆さん、新学期からの演習も頑張りましょう!

この場をお借りして、お忙しい中取材にご協力いただいた大槻さん、ありがとうございました。大槻さんのこれからのご活躍を応援しています!

光栄です、、✨


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