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第19話 日常の贈り物となるコーヒー

最近暑さに勝てず目が覚めてしまう日が増えていますね。
皆さんの朝のルーティーンは何ですか?
ジョギング?音楽? 朝ご飯?
私の朝はエアコンをつけるところから始まります。

もしかしてご存知ですか?
山形のある通りには、朝から香ばしい香りを零れながら心地よい一日を始めるところがあります。

今回ご紹介するお店「Day&Coffee」では、一日中特別な瞬間を感じられるコーヒーに出会えます。

山形駅から近いすずらん商店街に沿って歩いていくと、
多くの居酒屋の中にシンプルな黒い看板を持つ、
オープン感の良いコーヒー店が見えます。

「Day&Coffee」は夜に営業する居酒屋が多いすずらん通りで昼も楽しむことができ、休める場所を作りたくて始めたところです。

大きな窓ガラスのショールームがあったお店の特徴をそのまま使って
リノベーションしたことで 、外と中が自然につながり、
人々をお店に引き寄せる魅力的な今の姿へと変わりました。

店内はそれほどひろくありませんが、
ブラックとウッドのシンプルな組み合わせで、
大きな窓ガラスからは暖かい午前の日差しが差し込みます。
ゆとりがあって和やかさを感じられる空間でした。

特に、カウンター席とテーブル席に分かれている席はリラックスした雰囲気の中でのんびり日常を楽しめそうでした。

また、お店の入り口にはベンチが置かれていて、
晴れた日には外でコーヒーを飲みながら
日常の余裕を少しでも満喫できるのではないかと思います。

テイクアウトしたコーヒーを手に山形周辺を散歩するのもいいと思います。
美味しいコーヒーを飲みながら、今まで発見できなかった山形の隠れた魅力も見つけられるのではないでしょうか? ^^

コーヒーの苦い風味をそのまま楽しむ方もいる反面、
苦味や酸味からコーヒーが苦手な人も多いと思います。
コーヒーには「大人っぽい飲み物」というイメージがありますよね?(笑)

普通のお茶や飲み物に比べて、コーヒーは魅力に気づくまで少しハードルが高い飲み物であることは間違いありません。

そこで、もっとコーヒーを気軽に楽しめる方法として、
北嶋さんはカフェラテを飲むことを勧めてくれました。

牛乳のまろやかな甘みがコーヒーの苦味を中和させてくれるので、
カフェラテなら誰もが親しみやすいとおっしゃっていました。

今回はカウンター席に案内してもらい、
北嶋さんのおすすめドリンクだったカフェラテとクロウワッフルを
注文しました。

カフェラテに入るエスプレッソは北嶋さんが直接入れてくれます。

白い牛乳に濃いエスプレッソが優しく広がる姿を見ながら、目で楽しみ、
香ばしさとまろやかさの先にそっと感じられる苦いコーヒーの風味を口で
もう一度楽しむことで、
一つのメニューで二つの楽しさを感じることができました。

そして、クロウワッフルのサクサクした生地によく合う甘いソースは 、
少し苦味のあるコーヒーとよく調和し、自然に口角が上がってしまいます。(笑)

コーヒーの他にもココア、ワッフル、アフォガート等特別なメニューが用意されていますので、お店に足を運んで楽しんでみてはいかがでしょうか?

最後に北嶋さんにこれからの願いについて聞きました。
彼は、
コーヒーが私たちの日常にもっと近づくことで、コーヒーの新しさを多くの人に伝えたい
と言っていました。

ブログを読んでいる中にも、「Day&Coffee」で特別な瞬間を
プレゼントされている方もいるかもしれませんね。
皆さんにとっても特別な一日、新しいつながりになることを願っています。

(文・写真 チョン ミンギョ)
 
店名 : Day&Coffee
TAL : なし(ライン、インスタグラムで連絡可能)
住所 : 〒990-0039 山形県山形市香澄町1丁目11−18
営業時間 :8:30~18:30
定休日:火曜日


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