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◯◯歳の手習 その1

長年、食に携わってきたのだが、改めて
学び直すチャンスがやってきた。
5月より、栄養士養成校で、調理実習の
授業を担当することになり、慌てふためいている。前期は、途中からの登壇だった為、
学園内の他の先生方が、作ってくださった
シラバスに基づいてテキストを作成して
いった。方針は決まっていたので、比較的
ラクチンだったのだが、何やら、疑問点が
溢れて来た。
うーん、経験値からすると、これでも作れるが何だか違う❓
そんな事が、多々あり、これは、今の教育と合ってないのかも?間違ってるのは、何?
それとも、かん違い?
今、指導している学生さんは、どこを目指しているのだろうか?
 学内で、集団調理の給食提供をし、授業の度に、学生さんが考えたメニューをいただいている。全員給食だ。その為、調理実習の授業は、試食の意味合いが強いようだ。

一年生の始めての給食実習

400人分の給食を提供するため、大切なことを指導できているだろうか?
技術もさることながら、ゴールは見えているのかしら。不安ばかりが、交錯し、指導者のあるべき姿が見えなくなってしまった。

ただ物分かりの良い、指導者でいる事は簡単だ。若い学生さん達は、やさしい、攻めない
何でも聞いてくれる指導者が良いようだ。

チキンソテー
豚肉と木耳の炒め物


調理実習のあるべき姿は、後期授業の間に
私自身で学んでいくつもりだ。
時代と共に変わりつつある、物の見方と
感じ方。どんな答えが得られるだろうか?

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