５月から始まった、非常勤講師のお仕事。
一年生の調理実習も、最終週が無事、終わった。後は、学園祭と後期試験のみ。
特に、後期の実習は、複合調理となり、
私も試されているようだった。
色々な、調理を果たしてできるかどうか？
デモンストレーションは、不安がいっぱいだったが、長年の経験と試作回数で何とか凌げたようだ。

盛り付け用の食器は、持参した。
調味料や切り方、調理法などを作りながら説明するが、午後の授業は、満腹感からか、居眠りする学生も。私も眠くなりそうである。

ひとクラス30名以上の学生を二名の助手さんと共に、指導するが…
コロナ後、コミュニケーション能力が少し足りないのか、5〜6名で一班の編成にしているのだが話し合わない生徒が多く、上手くいかない。
成功体験を積んで欲しいけれど。
なんだろう。
無駄な自信があり、勝手な事をはじめる。
時々、製菓の実習が入ると、楽しく過ごしている。

こちらの反応をしっかり見ている。
ある意味、素直で純粋な生徒が多い。
最終授業では、試験対策も、追加した。
みんな、合格して、進級してほしい。
「先生、ディズニーいく？」
「私たちの事、好き？」
「写真撮ろう？」
多分、認めてくれたのだろう。
新入生が楽しみになる。
また、思考錯誤の日々が始まる。