宇宙エレベーター【読切超短編小説】
テープカットが行われた。
人々は喜び、歓声を上げた。
まさに待ちに待った瞬間だった。
人口増加 地球温暖化 資源の枯渇
それらの問題を解決するため、
ついに宇宙エレベーターが完成した。
隣の太陽系のB惑星まで
すぐに行けるようになった。
果てしない大地と、
尽きることのない食糧。
皆、希望で胸が一杯だった。
人々が乗り込もうといた時、
宇宙エレベーターの中から
人が出てくる。
「こんにちは、
我々はB惑星のものですが、
人口増加 惑星温暖化 資源の枯渇に
悩まされていたところ
急に道が開かれまして…。」
【後書き】
この話には元ネタが
ここから先は
163字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?