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【2024年版/現地スタッフに聞いた】ルーヴル美術館の当日券を買う2つの方法(前売券が売り切れでも諦めないで)

パリ観光の代名詞とも言える、ルーヴル美術館。

その貯蔵数は38万点を超え、世界最高を誇ります。その全てを見ようと思えば、全ての道を通って流し見するだけでも丸2日は必要です。

モナリザを始めとする絵画の数々、サモトラケのニケやミロのヴィーナスなどの彫刻、またミイラやツタンカーメンといったエジプト文化など、多岐にわたる数々の美術、文化的展示物を見ようと、世界中から人が集まります。

そんなルーヴル美術館には、前売券があります。入場時間のスロット単位で購入し、退館時間は決まっていません。(閉館時間まで)

しかし、「前売券があるなんて知らなかった」「直前に旅程を変更した」「外国語でよく分からない」「当日で行けると思った」
などいう事情もあると思います。

この記事では、そんな旅行者のために、当日券の買い方を紹介します。
パリ1のピークシーズンの週末に、現地スタッフに聞き込み、土日ともに当日券を購入した方法となります。「どうやって買えば良いのか」「何時に何をすれば良いのか」「無駄のないスケジュールにするためには?」計画倒れのない楽しいパリ旅行にするために、ご覧いただけると幸いです。


ピラミッドの広場。
人々がピラミッドをつまむトリック写真を撮ろうとあちこちに置かれた踏み台に登って写真を撮っています。

前売券の買い方(基本はこちらを買う)

前提から記載すると、
基本はこちらの前売券を購入してください。

以下で当日券の買い方を記載しますが、あくまでも販売枚数内での範囲であり、確実ではありません。行く日程が決まっており、まだサイトから購入できる場合は購入しておきましょう。購入までの簡単な流れは以下参照。

https://www.louvre.fr/ (ルーヴル美術館公式)

※公式販売のチケットが無くなった後でも、「ルーヴル 前売券」等のワードで検索すると、現地ツアーとしてチケット付きが引っかかると思います。
しかし、割高であったり、不要なクルーズツアーがついていたり、ツアースタッフの同行があったりと、何かと不便なのでお勧めしません。
内容が受け入れられる方は、買いだと思いますが、妥協するようであれば以下で紹介する当日券でも良いかと思います。

トップページ。右上の緑のボタンか中央の緑のボタンを押す。チケット画面へ。
右上の緑のボタンで言語を選択。英語にしてます。
少し下に行って、日程を選択。日付時間ともに、緑の枠が空いています。基本午前中からなくなる。
少し下に行って、チケットの種類と枚数を選択。観光客は一番上の大人券か、2つ目の18歳以下を選びます。
また下に行って、白いボタンのConfirmを選択。
内容を確認。チェックボックスが2つありますが、上にチェックをつけると寄付金として2ユーロが会計に加算されます。下のチェックを入れて、白いボタンのConfirm your orderへ。
内容を確認し、サインインします。初めての方はsign upから登録。アカウントを持っている方は入力して白いsign inを押す。
サインインすると、こちらの画面に。性別と名前を入力し、白いボタンのPaymentへ。
次の画面からカード決済し、終了です。


当日券の買い方(前売券が買えなかった人向け)

さて、前売券が買えなかったがルーヴル美術館には絶対行きたい!という方はこちらの方法になります。調べてもよく分からなかったためこちらに残します。

ちなみに、フランスでは7/14がフランス革命記念日という祝日であり、この当日はルーヴル美術館の入場が無料となります。

私が記載している内容は、その祝日の翌日の土日に経験したものですので、かなりの繁忙日でした。あくまで推測ですが、この繁忙期に購入できたため、おそらく通年で通用する方法だと思われます。

チケット確認、列整備の現地スタッフから調査してきました。

①当日の朝に列に並ぶ。

当日券の窓口販売は、朝の9時から開始します。(開館も9時)
しかし、9時に行っては遅いです。買えないこともありませんが、かなり並ぶので待ちくたびれてしまうと思います…

おすすめは遅くとも8時。7時から並んでいる人もかなりいます。しかしおそらく購入でき、並ぶ時間とのバランスを考えるとこのくらいの時間が良いのではと思います。

こちらは繁忙日の土曜日の9時。8時過ぎから並んで100mほどは並んでいます。後ろにも50mほど。

上の写真でもかなり並んでいますが、買えます。しかし実際に買えるのはここからあと2時間ほど並んだ11時。待ちくたびれました…中もかなり広く歩き回ることになるので、入館までに体力は残しておきたいところ。

ちなみに、翌日も並びました。繁忙日の日曜日で、8時に並び、買えたのは10時。

この土日の差からも、やはり8時もしくはそれより早い時間が、バランスが良いかと思われます。


②当日の朝にオンライン購入する

2つ目の方法は、前売券と同じ方法で、当日券を購入するというものです。

前日まで売り切れていた日程でも、当日の午前10時から11時の間に再販されます。
こちらは現地スタッフに聞いた内容で、ルーヴル美術館の運営としてはこの時間に出しているのでしょう。

ですが、実際は10時少し前(9:45くらい)にアクセスしても再販されていました。そこは海外。日により多少の前後はあることは承知の上で9:30からスタンバイしていると良いでしょう。

最も早い時間で、10時から空きはありました。しかし早い時間から売り切れてしまうので、タッチの差で買い逃すことがないよう、余裕をった時間で進めることをおすすめします。

ちなみに繁忙日の土日は、10時ちょっと前から販売開始し、10:30には全時間売り切れてしまいました。

アクセス集中によるサーバーダウンはなかったため、あらかじめ操作方法やアカウント作成、sign inやカード情報は準備しておけばスムーズに進めるかと思います。

体感としては、日本のライブチケットの一般発売よりは数倍難易度が低いので、これに慣れている日本人であれば、焦らなければ大丈夫です。


内容は以上になります。
改めてですが、基本は前売券を買うことが前提です。できる限り現地にいる時間を有意義にするためにも、前持った計画的な行動で、良いパリライフをお過ごしくださいませ♪

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