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脳が疲れてるときはエッセイ本でリラックス。

皆さん、スマホやPCの見過ぎや人間関係に疲れて脳がクラクラ上半身に力が入っていませんか?
最近はインスタも流行っているので映像をみることが多くなってきましたね。確かに映像は見ていて楽です。
生活において便利な情報も出てきますしキラキラした世界は見ていて幸せな気持ちになりますよね。

私も素敵な生活をしているインスタグラマーを見ると自分とは違う世界を見れるので気持ちが上がってしまう。なので長々と色んな人のをついつい見入ってしまいます。
でもあんまり記憶に定着しないんですよね。すぐ忘れてしまう。

私が記憶に残るのはエッセイを読んでいる時です。
作家さんの考え方や生き方が文章から伝わり自分の頭の中にこの人はこういう性格でどんな生活してるのか映像でなくてもしっくりわかるような気がしています。

私は40代なのですが今は少し年上の作家の50代の女性作家のエッセイを読むことが多いです。
なぜなら自分より先輩の50代の方の生活が未知だからです。50代になった時の気持ち、生活や体の変化や、物事に対してのとらえかたが、どういったものかを知りたいからです。

10代や20代は恋愛に興味がある時期で切ない気持ちだったりファッションや自分がどう相手にみられているかが気になる時期でした。
私も20代に読む本は40代や50代の作家さんではなくもっと20代から30代の作家さんの本やエッセイ、そして雑誌も買って共感していました。

そして自分が結婚すると恋愛ではなくその後の夫婦としての生活や出産や育児などの方に心が流されていきました。
やっぱり30代は基本、子育てやママ友達との関係、夫への不満や自分の社会復帰について強く意識がありました。
本も育児本や子供を産んだ主婦の物語などを読んでいました。
まさに母親になっていた時期かなと今は感じています。

私が40代のエッセイで印象に残った本


わたしの容れもの

角田光代さんの作品です。
角田さんの人柄をリアルに感じました。小説とは違って自分の考えていることを素直に文章にしている方なのでこの方はお肉が好きなんだなとか運動が嫌いでも続けていらっしゃるストイックで一つ一つをキッチリこなす方だなと感じます。そして生活を多方面も楽しんでいる様子が伺えて読んでいると自分もいい加減に1日を過ごさず楽しんで生活しようという気持ちになります。


ゆるい生活

群ようこさんの作品です。
ずっと健康だった群さんがめまいや体調不良を治したく漢方やリンパマッサージを受けている状況を飾りなく正直に書かれているので自分とは違いますがこのような治し方もあるのかと参考になったり興味深かったです。
芯のとおった方でサバサバしていて女性的な感じはなく自分のことは何事も人に頼らず解決していこうという姿勢が尊敬できます。

独女日記

藤堂志津子さんの作品です。
私よりだいぶ年上の方ですがこの作品は独身の藤堂さんが愛犬との生活心から楽しんでいる様子が描かれています。私は彼女とは年齢は離れていますが病弱で繊細な心の持ち主だと文面から伝わり共感しました。
愛犬をとても大切に思っていてまるで自分の子供のように感じている気持ちは私も犬や猫や動物を飼ったらこういう気持ちになるのだなとリアルに伝わってきました。食事もなかなか食べたいものが見つからないなど、わかるます!と言いたくなることもあり、1から3巻まですべて読ませていただきました。私はリラックスして読んでいて興味深かったです。

男性が本を読むときは自分の感性にあった面白い!と感じる小説をチョイスしているかなと感じますが、女性は自分の置かれている状況に沿った本に関心が向く傾向にあるのかなと思います。


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