ヨーロッパ最古の孤児養育院が美術館になっていた!🇮🇹 建築旅#20
おはようございます☀️
今日はフィレンツェで訪問した孤児養育院の様子をレポートしたいと思います。
この建築は、建築史の教科書には必ず登場する建築!そして現在では、この建築の一部が美術館として開放されています。
私は、建築旅の様子をレポートしています、かわしまと申します😌
毎日投稿目指していますよろしくお願いします🙇♀️
孤児養育院について
まず、孤児養育院について、孤児養育院の公式ホームページはこちら!☟
フィレンツェの孤児養育院はヨーロッパ最古と言われています。赤ちゃんポストの発祥もこの孤児養育院。
建築のポーチは、フィレンツェのドォーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ、大聖堂)を設計したのと同じブルネレスキが設計しています。
美術館について
この孤児養育院は、美術館としての歴史は古く、1890年から美術品が公開されていました。
孤児院に寄せられたお金の寄付や、美術品の寄付によりオープンしたようです。子供の成長に十分豊かな孤児院であったことがわかります。
現在の姿は、2019年に美術館として生まれ変わりました!
そのため、いまだ新しい建築の改修部分を見ることもできます👀
美術館は月曜定休日のことが多いですが、この美術館は、毎日営業しています。
営業時間は、9:30-19:00
オンラインでチケットを購入することもできます。
約一時間ほどのオーディオガイドも1€で借りることができます。
孤児養育院までのアクセス
孤児養育院は中心地から近く、フィレンツェ中央駅らは、バスで10分。徒歩で20分弱です。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂からは、徒歩10分でつきます。
企画展について
ここでは、常設の孤児院に関する展示や、フィレンツェの美術品が展示されているだけでなく、企画展も行われていました!実際に企画展示会に参加することができました。
その企画展に関してはまた改めてレポートします!💕
屋上カフェ☕️
屋上のカフェは、まるでフィレンツェの隠れ家のようでした。屋上カフェからブルネレスキの作ったポーチを見ることができます。
カフェやカフェまでのアプローチは、とても新しく古い建築と対比になっており、建築改修の視点でも学ぶことがたくんあります。
そして、美術館としてどのような人でも訪れることができるユニバーサルデザインとして徹底されていました。
カフェ☕️では、テラス席でも混雑せず座ることができました。
夏に訪れても、涼しい風が吹き心地よさそうです。
カフェのメニューは、飲み物と軽食。アルコール、コーヒーの種類がたくさんありました。さすが、イタリア🇮🇹昼飲みしている人が多かったです!
クッキーや、ティラミスにも惹かれましたが我慢😣
私はイタリアでよく飲まれるという、麦芽コーヒー、orzo(オルゾ)コーヒーを飲みました。
カフェインレスと食物繊維がたっぷりのコーヒーとして人気、親しまれているようです。
テラス席に座ると、フィレンツェの屋根、街並みの向こうにブルネレスキのクーポラや、ジョットの鐘楼🔔を、見ることができました!
最高😊
訪問した感想
この美術館は、観光ガイドブック等にはあまり載ってないらしく、場所も中心から徒歩圏内ですが、観光地の喧騒からは離れていておちついていました。
ゆったりと、鑑賞しやすかったです😉
数人の旅人と、他日本人の建築学生?とみられる団体と遭遇したのみで、観光地の人混みな疲れた人にもとってもおすすめの美術館でした。
建築を見に行くこと
また、この建築は教科書に載っている、建築学生はフィレンツェ旅で見落とせない建築です。教科書に載っている建築に関しての知識だけでなく、実際にこの建築を観に行くことによって
①現在まで続く孤児院の活動と歴史
②フィレンツェ観光の中心部と(フィレンツェの隠れ家のような)この建築の雰囲気、空気感の違い
③改修された部分、美術館としての現在の使われかたを体感する
の3つが得られました😌
フィレンツェのような歴史的な建築を学べる都市では特に、現在の使われ方に目を向けることが大切だと思います。
今でも、まちのひとに愛されて、誇りにされている素敵な孤児養育院、美術館でした。
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